外装が押出成形セメント板(アスロック)貼りでアルミサッシを付けることが
あるのですが、取合い部分の止水を二重シールで要求されるケースが
よくあります。
そして納まり検討で頭を悩ますのが押出成形セメント板の断面形状なんです。
一般的にこのような形状をしています。
(以下の画像の形状は、ノザワの製品カタログを参考にしています)
小口の片側が凸形状なので、アルミサッシ取合い部は凸部分をメーカーに
切断してもらい
この形で納めます。
その結果、このように二重シールの施工が可能になりますね。
でも問題は小口の凹側に アルミサッシが付く場合です。
凹側には奥に打つシール受けの部分がないので止水が成立しません。
ところがメーカーのカタログをよ~く見渡すと(ノザワさんのカタログです)
こんな形状の役物パネルがあるのです。
なんと!
両側凸形状のパネルです。
JIS-F6060 という規格です。
上記の納まりに対応させると
アルミサッシ取合い側の凸部を切断します。
これで 二重シールの奥の受けができたので
きれいに納めることができました!
by MK
0 件のコメント:
コメントを投稿