ページ

2013年9月10日火曜日

鉄骨露出天井の納まり


内装仕上げや軒天上など、露出の鉄骨梁に天井仕上げが取り合う場合の注意点です。

準耐火構造など、鉄骨に耐火被覆が不要な建物で、意匠的に梁を露出させている場合、
鉄骨ジョイント部の存在を忘れてはいけません。
鉄骨梁の間だけ天井の仕上げボードを張る時に鉄骨梁のジョイントにボードが
当たってきます。
ジョイント部のボルトが突出しているため、天井レベルはボルトの間に差し込むように
あらかじめ天井レベルを調整します。

展開図などを作成する場合でも、ジョイント部の情報を確実にいれて検討をしましょう。



ボルトの間隔から天井レベルはほとんど調整代がありません。

このようにシビアな納まりの場合は、実際の施工としては、施工誤差が出てしまうため、
天井を張る前に、ボルトのレベルを実測し、あらかじめ施工誤差を考慮して天井のレベル調整しましょう!

                                                   T.F

0 件のコメント:

コメントを投稿