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2022年9月27日火曜日

Revit 不要な部屋を削除するときの注意点

モデルの作成時に設計変更などで壁位置が変わっていくと、いつのまにか配置されていない部屋がプロジェクト上に残ってしまうことがあります。

基本的には集計表またはRUTSの機能から一括削除できるのですが、注意点があります。

まず、下図のような部屋の配置があるとします。

設計変更でCの部屋が削除されました。(部屋はビュー上で削除してもプロジェクトに残っています。)

この状態で集計表を作成して、名前とレベルを表示します。右上の選択表示をクリックすると、「C」のレベルには「配置されていないエリア」と表示されています。これはビュー上から削除された不要な部屋を意味するので、下図の削除コマンドにより、プロジェクト上から削除できます。



注意が必要なのは、下図のように重複した部屋がある場合です。


AとBの部屋は壁が無いことによって重複しているのですが、集計表で選択表示をすると、Bの部屋が表示されていることが分かります。
この場合はビュー上にまだ残っているので、レベルが表示されています。
モデルの作成ミスで一時的に重複していることもあり得るので、「配置されていないエリア」と混同して削除しないように注意が必要です。

RUTSの「非配置の部屋削除」コマンドでも重複状態の部屋は削除の対象になるので、ご注意下さい。


Ter

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