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2022年9月8日木曜日

ARCHICAD_屋根ツールの基準線に注意

 屋根ツールで作成した勾配スラブや屋根ですが、作成する時に、まず最初に基準線を設定

すると思います。後々勾配を断面図や3D画面上で調整するのであれば、基準線の位置を

確実に把握しておく必要があります。

基準線を把握しておかないと勾配を調整する際に下端・上端とも動いてしまうからです。

下図のように屋根ツールで2つの屋根を作成します。

一方は左端に基準線があり、他方は左に外れたところにあります。



左端に基準線がある場合、断面図などで勾配を調整したときに左端は動きません。

次に左側に基準線が離れている場合は、屋根の端部は上方に動いてしまいます。

これは、屋根の勾配があくまで基準線を軸に設定されるからですね。
断面図や3D上で勾配を調整することが多いと思いますが、作図をする時点で
「屋根の下端の位置に合わせておく」「デッキが架かる梁の側に合わせておく」
など、動かない基準を先に考えて基準線を合わせると良いと思います。

T.F


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