建物は、人が使い、住む場所であるため、「5感」に対しても配慮をする必要があります。
今回は、5感の内、視覚について違和感のある状況を紹介します。
床に貼られるライルカーペットの目地について、視覚的に違和感の覚える現象です。
最近の流行で、模様でラインがはっきりしたものがよく使われます。
1枚で見るとハイグレード感があり、落ち着いた雰囲気のタイルカーペットですが、これを
タイルカーペットの貼り方の「市松貼り」で貼ってみると・・・
貼り合わせていったときに4枚のタイルカーペットの交点がピッタリと合っているにも
かかわらず、目の錯覚でずれているように見えてしまいます。
建築の仕上げでは、
・目地を通す
・目地を合わせる
ということが良く言われますが、貼り終えた部屋を見たときに目地が通っていないように
見えてしまい非常に違和感を感じてしまいました。
建物を作るときは、目の錯覚にも気を配りましょう。
T.F
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