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2018年12月28日金曜日

MindManager2019

 マインドマップをご存知でしょうか?

Wikipediaで調べてみると、「頭の中で起こっていることを目に見えるようにした

思考ツール」のことでした

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%97

以前からMindManagerというソフトを使っていたのですが、


最新バージョンのMindManager2019で色分図のマインドマップを作成しました。


以前に使っていたバージョン(mindmanager7_lite)だとマインドマップを

作成できるだけでしたが、現在のバージョンでは縦刺し・横刺しのような

こともできました。


上の図は各色分図を優先度で分類したものです。



また、上の図は色分図を作成するソフトで分類したものです。

上記のように分類した結果は、マップにも反映されます。

また、各トピック(色分図)に開始日や期間の情報を入れると

工程表(ガントチャート)も作成することができます。

フローチャートの作成など、他にも機能が追加されてとても良くなっていました!




sakamoto

2018年12月27日木曜日

ArchiCAD_鉄骨FABデータの容量検証

鉄骨FABさんがREAL4で作成した鉄骨モデルデータをArchiCADで読み込む際に、
もともと大きなデータ容量をそぎ落とす策を講じながらどれくらいまで容量が
少なくすることが可能かを検証してみました。

①先ずは、鉄骨FABから入手したIFCデータ容量:192MB

②次に、IFCデータをpln形式に変換した容量:135MB

③さらに、詳細なボルトとネットフックを削除:113MB
(ライブラリマネージャーにあるボルトとネットフックのオブジェクトも削除。)


ここからはちょっとだけ高度になります。

④各部位はオブジェクトになっているため、オブジェクトを抽出。
 モデル:85M + オブジェクトリンクフォルダ:112M
 


⑤ ④と同じ考えではあるが、オブジェクトをlcfに圧縮
 モデル:85M + LCFファイル:102M



データ容量は、192MB ⇒85Mに削減されました!
(受け渡しの際には、LCFファイルを同封しなければオブジェクトが欠落してしまうため
 注意しましょう。)
                                  T.F

2018年12月26日水曜日

グラフの種類をしらべてみました

社内外で取り組み発表用の資料を作成する時などでグラフや表を使いますよね?

 エクセル内にも何種類もあるにも関わらず

いつも使うのは【棒グラフ】を縦や横にするか
円グラフ】で割合を表す位で

他のグラフ・表は『どんな時に使うのだろう?』

と思ったので調べてみました。

※自分での感覚なので参考までに・・・

【棒グラフ】【円グラフ】のほかに種類にすると使いそうなのは
4種類位かなと思います。
 ■【棒グラフ
 ・・・量を比較するのに分かり易い
 ■【円グラフ
 ・・・全体からの割合を示すのには分かり易い
 ■【折れ線グラフ
 ・・・量を点と点で結ぶので増減を表現したい時は
    【棒グラフより見やすい】
 ■【レーダーチャート
 ・・・ 複数の項目の量を比較するのに分かり易い
    物の特徴を表したい時便利!
 ■【散布図
 ・・・2種類の項目を量や大きさで比較し
    Aが増えるとBも増えるという関係があるみたいな感じ
 ■【箱ひげ図
 ・・・データのばらつきをわかりやすく表現する為のグラフで
    データ同士を比較するのに便利! 

ちょっと使っていきたいなと思ったのは

レーダーチャート

 








箱ひげ図

 









ちょっと面白いのと分かり易そうなので使っていきたいと思いました。

T.A
    
     






2018年12月25日火曜日

鉄骨階段位置の決め方

鉄骨階段位置について、位置計画を考えてみると基本的に
下図のようなことがあてはまってくると思います。

階段の有効巾を守り
①動かせない壁(外壁側)
・外壁納まり
・大梁との仕上げクリアランス
②動かせない壁(内壁側)
・隣壁も竪穴
・隣壁が廊下(有効巾を守りたい)
などです。
残り2面の壁位置を調整し、階段位置を計画するのが
良いと思います。

最近のプロジェクトの階段図面を見ても、①②③の考えが
あてはまってきます。


①動かせない壁(外壁側)
②動かせない壁(内壁側)
③あとの2面の壁位置を調整
を思って、階段の位置調整、位置決めを検討すると
良いと思います。階段位置は竪穴、床開口を決める為の
小梁位置、階段ささら桁固定方法など、
鉄骨構造体との関係が大きいですよね。

早い段階で階段位置を計画し、本体鉄骨との取合い、
仕上げを確認し、鉄骨階段位置決定をしたいと思います!

T.N

2018年12月21日金曜日

躯体寸法の考え方

図1をご覧ください。
実はこの図面、間違いがあります。どこが間違いかお解りでしょうか。



図1


正解は、新設スラブの断面寸法が680では無く、680以下(679.8)になるという事です。
(図2をご覧ください)


図2


たかだか0.2mm位という考えもあると思いますが、これが構造断面で必要な断面寸法が680の場合、断面が欠損するという事になります。
例えばJASS5の一般基準で言うと断面寸法のマイナス許容差に関しては-5mmとなっていますが、構造特記等にて「この部分は680mm以上とする」という注記がある場合はNGとなってしまいます。

この様な事が無いように作図時の躯体寸法には気をつける必要があります。

T.S

2018年12月20日木曜日

塩害(発錆)対策

海岸沿いの建物において、塩害対策は避けて通れない道です。
特に金属工事に関するものは発錆を抑制する検討が必要です。
海岸に面する部分や風向きによって、塩分が建物の各面に付着する量は変わります。
(例えば海岸に面する部分の塩分付着量が多いのは解ると思いますが、その他の面でも季節風の風向きにより塩分付着量が多かったり少なかったりする場合もあります。)

この現象を考えると「塩分付着量が少ない面に金属物を配置すれば、発錆のリスクが少なくなる」という事が言えます。

例えば屋上に設けられた設備スペースへのタラップ等を海岸沿いではなく、海岸沿いと反対方向に設ける。建物の出隅部にある竪樋(樋金物)を季節風が当たらない場所に設ける等です。

これらの事を検討できれば、建物の発錆リスクを抑える事が可能です。

この様なタラップの設置面を検討すれば発錆のリスクが抑えられます。

T.S

2018年12月19日水曜日

高力ボルトの使い分け

 既に使用されている建物で鉄骨工事を行う際に気をつけるポイントです。

 部材を高力ボルトで締め付ける際に、S10Tの高力ボルトで締付を行うと破断したピンテールが飛散した場合、周囲の設備・機器等にぶつかり損傷や破損のリスクが高まります。

 よってピンテールが無いF10Tの高力ボルトでの締付を行った方が、施工リスクの低減へつながります。(もちろん監理者の承認が必要です。)


写真はS10Tのボルト、ピンテールの飛散により周囲を傷つけるリスクがある。


T.S

2018年12月18日火曜日

メタルセンサー付の電工ドラムの使用

 既存躯体にアンカー等削孔を行う際、躯体内の配管等を傷つけたり孔をあけてしまう場合があります。防止する方法として、メタルセンサー付の電工ドラムを使用します。

 メタルセンサー付電工ドラムを使用すると、躯体内の配管(鋼管)等に接触した場合、ブレーカーが落ちて使用している電動工具を強制的に止め、配管等躯体内の機器を保護する事ができます。

 但し、躯体内の鉄筋にも反応しブレーカーが何度も落ちてしまう場合もあるので、何か所も施工する場合は工程に余裕を持たせておく必要があります。


T.S

2018年12月17日月曜日

狭い場所での荷物置きスペース

 とある駅ビルの飲食店でカウンターに座ったときの事です。
店内は狭くカウンターの後ろが通路になっているため、鞄が置けません。椅子の下に置こうかと下を見てみると、カウンター部分に荷物の置場があり、そこに鞄を入れる事ができました。
(もちろんキャリーバック等大きいものは置けませんが・・・)



狭い店舗ならではの良い工夫だと思いました。

T.S

2018年12月14日金曜日

ArchiCAD_勾配のある敷地の桝/グレーチング作成

外構モデルで桝とグレーチングを配置するとき、梁ツール等で作成した材料倉庫や他のモデルからコピーして配置していくことが多いかと思います。


勾配が複雑な敷地の場合、辺ごとに断面を切って勾配を合わせていくと、結構な時間がかかりますよね。その上包絡もうまくいかない箇所が出てきてしまうため、[デザイン][仕上げツール]を使って作成してみました。

※ちなみに[仕上ツール]までたどり着くまで時間がかかるので、ショートカットキーに登録しておくと便利ですよ!
http://sherpa-net.blogspot.com/2016/10/archicad_20.html



今回はタイルの舗装もあったので、まず舗装を[仕上げツール]で作成します。



その後、[仕上げ設定]の厚みを厚くして桝とグレーチング部分を作成しました。
(平面ビューで桝とグレーチングの形で塗りつぶしを作成する必要があります。)




拡大して見るとちょっとリアルさは落ちてしまいますが、、、オブジェクトなので材質も後から変更することができますよ。(注意:厚みは後から変更することはできません。)

ポイントごとのレベルは出せないので、見た目上あるのが分かればいいという程度であれば[仕上ツール]の方が扱いやすいかもしれませんね。

縁石等も場合によっては[仕上げツール]で作成した方が効率が良いこともありそうなので、外構モデルは勾配の具合によって作成方法を変えてみてはいかがでしょうか!


TM

2018年12月13日木曜日

ArchiCAD_高度の確認(Z座標)

ArchiCADで外構の縁石を入力…勾配があると大変ですよね。
高度を直接手打ちで入力したくなることも他の場面ではあるかと思いますが、
そんな時に使えるのが高度(Z座標)の表記です。

◆コマンド◆
[オプション]の[作業環境-座標と座標入力]
→[Z値を表示]
2D、3D画面で「Z座標=高さ」の確認ができるようになります。


◆活用例◆

外構の縁石などを入力する時に確認しやすくなりますね。
もちろん、直接数値も入力できますよ。


また、下記のシェルパブログの手法を組み合わせると
TPを直接入力もできるようになります。

https://sherpa-net.blogspot.com/2014/06/archicad.html


実際の物件の入力では

「TP 14.7から13.9にするのに-800だから…あ、フロアレベルより地盤は-100になってるから、さらに下げて…」

「あれ?今の場所は基準の値からどこまで下げたかな?」

と悩むことなく

TP 13.9 だから Z座標に13900 と打ち込めばOK」

と、順調に進めて30箇所でも間違えずに入力できるようになりました!
※箇所ごとに「-100」という感じで数値を書いていくのがセオリーと
 知ったのは間違え続けた後だったので心が折れていました…

間違えずに正しく入力できるよう、色々と機能を活用していきたいと感じた
外構入力の体験談でした。

A.T

2018年12月12日水曜日

ARCHICAD 隣接する辺を延長

今回は、ARCHICADちょっと便利な機能をご紹介します!

笠木などの断面形状を作成する時にワークシートに配置した下絵に
塗りつぶし」でなぞって作成すると思います。

その際、Rの部分はポリゴン数を削減するために直角に作成しますが、
下絵はRが付いた絵なので直角に作成するには補助線を引いてました。

この機能を使用すれば簡単にR部分を直角に作成できます!

方法はとても簡単です!
塗りつぶし」でR部分を無視して形状をなぞります。
無視したR部分の辺上を選択して「ペットパレット」の
隣接した辺を延長」を選択して完了です!



塗りつぶしだけでなく、他にもポリラインツールでも可能でした!

ちょっとした機能でもまだまだ知らないことが多くありますね!
どんどん共有していきたいと思います!

是非ご活用ください!


NF

2018年12月11日火曜日

ARCHICAD BIMxの発行(カメラ+3D切断)

以前、ARCHICADからBIMxを発行する時に複数視点ある場合、カメラ配置から
発行すると「出力時間が早い」、「容量が軽い」、「ギャラリーに視点登録される
といったメリットがある内容をご紹介させて頂きました!


今回は、「カメラ配置からの出力」と「3D切断」組み合わせた方法をご紹介します!

カメラを配置
 登録する視点にカメラを配置して登録します。



3D切断範囲をビュー保存
 表示したい範囲を「3D切断」で表示して「ビュー保存」します。



カメラをビュー保存
 ②で3D切断したビューの状態で「オーガナイザ」から①で配置した
 「カメラ」を「ビュー保存」します。



発行セットに登録
 ③で保存したビューを「発行セット」に登録して完了。



ポイントは、②と③の手順です!
「3D切断」していない状態で「カメラ」を「ビュー保存」してから、
「3D切断」をして「現在のウィンドウ設定で再定義」をしたの手順の場合、
BIMx発行時に「失敗」してしまい発行できないので注意が必要です。



ちなみに③で「ビュー保存」したカメラの名前は変更できるので
部屋名などにしておくと管理がしやすいです!



BIM総合図など範囲が限定されている場合に有効だと思います!
是非、ご活用ください!


NF

2018年12月10日月曜日

ARCHICAD _Rのついた壁に斜めに取り付ける見切り


Rのついた壁に見切りを取り付けるのですが、更に斜めに取り付けなければなりませんでした。
3つのツールを使ってベターな方法を検討してみました。


POINT 
R部に取り付けた状態についてもなるべくなだらかな状態で表現したい。

見切り形状は断面形状で作成

見切り形状


まずは「梁ツール」で行ってみました。



平面的にはきれいなR形状ができたが、高さ方向へ斜めに編集する事ができない。残念。。。



次は「パイプツール」


配置はできたが、配置時、R部を編集する為のペットパレットを使った操作性が悪く、
表現も滑らかではないですね。。。


最後に「手摺ツール」
こちらはトップレールのみを表示する形で作成しました。




斜めに配置されたR部の曲線、表現も滑らかで、ペットパレットを使った形状の編集も
操作性が良いですね!

手摺ツールには断面形状を取り入れる事ができる為、他にも手摺に限らす応用が利きそう!


A.M

2018年12月7日金曜日

WebブラウザでBIMxモデルを閲覧

BIMxがブラウザで見られるようになったのは皆さんご存知ですか?
今回はBIMxのWebブラウザ版を簡単に紹介いたします。

BIMxのWebブラウザ版は、こちらからアクセスすることができます。
以下画面キャプチャと合わせて機能をみていきましょう。

ページにアクセスすると、このようなトップ画面になっています。


下の方にスクロールするとサンプルモデルが選べるので、
一つ選んで見てみましょう。

BIMxといえばこのモデルですね!
再生ボタンをクリックすると、モデルのロードが始まります。



ロードが終わるとこの様に表示されます。

インターフェースはアプリで閲覧したときと同じデザインですね。
では、3Dモデルを開いてみましょう。


現状ではややロードに時間がかかりますが、
3Dビューが表示されるとこの様になります。

左上にメニュー、上部にビューの名前とプロジェクト情報、下部に操作用のツールというインターフェースになっています。


移動はキーボードのAWDS、方向は矢印キーで変えられます。
また、モデルを右クリックすると、いつものメニューバーが表示されます。



また、図面の閲覧も可能になっています。



アプリ版のように断面を切ったり、図面と3Dモデルをリンクする機能は今の所ありませんが、アプリをインストールせずにモデルを閲覧できるのはとても便利ですね♪

最近はWebブラウザで3Dモデルを見られるサービスが増えていますね。
ぜひ一度モデルを閲覧してみてください。


R.O

2018年12月6日木曜日

Grasshopper ArchiCAD22 Live Connection CW

ArchiCAD22の新しいカーテンウォールの登場に伴い、GrasshopperとのLive Connectionのコンポーネントも新しくなりました。そこで今回は、Grasshopperで作成した形状をArchiCADのカーテンウォールに反映させる方法を紹介します。

Grasshopperで以下のような形状をサンプルとして作成します。



必要な形状データは、境界の形状と、境界を分割する線、パネルの中心点、CWの外側を判定する点の4種類なので、それぞれ用意します。


ここでLiveConnectionのコンポーネント「Curtain Wall Boundary Custom」を置き、用意した形状をそれぞれ繋ぎます。


その際コンポーネントを右クリックして「Check Panel Region」のチェックを外してください。


次にCWの設定に関するコンポーネントをつなぎます。
フレームの設定は「CW Frame Setting」コンポーネントで、パネルの設定は「CW Panel Setting」コンポーネントで行い、それぞれつなぎます。


あとは、Settingを各フレームやパネルに反映させるため、Frame ClassとPanel Classにフレームとパネルの数だけ設定の番号を入力します。



この番号は各Settingに入力を行うと自動で追加され、Frame ClassやPanelClassにマウスを置くとどの番号が割り当てられたか確認できます。
ここではパネルを3種類用意したので、1~3のランダムな数値を入力しています。


これで準備は完了です。
ArchiCADとシンクするとこのようにカーテンウォールができました!!


このLiveConnectionによってより簡単に様々な表現のカーテンウォールが作れるようになったので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。


R.O

2018年12月5日水曜日

ArchiCAD22 立体視用のレンダリング

以前ArchiCAD22の新機能のひとつ、CineRenderで全天球画像を出力する方法について紹介しました。

これをVRゴーグル等でのぞいてみると、360度ビューでモデルを閲覧することができます。

しかし実はこのままではモデルは立体的に見ることはできません。

モデルを立体視するためは、レンダリング設定の「ステレオレンダリングを使用」にチェックを入れる必要があります。

また、「ステレオレンダリングオプション」の「ステレオ3D画像を計算」の設定を「単一チャンネル」に変更します。

これでレンダリングを行うと、この様に上下に分かれた全天球画像が作成できます。



これをVR機器で見てみると、よく見ると左右で微妙にカメラの位置が変わっています。
この位置の違いが生む視差によって立体に見えるようですね。


立体になるとよりリアリティが増しますね♪
最近VR利用も増えているようなので、試してみてはいかがでしょうか。


R.O