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2014年2月28日金曜日

Revit 機器リストを作る


機器リストなどを集計表の機能を使って作成できますが、
たくさんの機器の名前だけが表示されていても、どのよう
な物なのかが分かりにくいですよね。そこで、3Dで機器
の姿図を表示したビューを表と一緒にレイアウトすると
理解しやすいです。



機器の形状等が変更になった場合もモデルとリンクして
自動的に反映されるので不整合も防止できます

by shoichi.I





2014年2月27日木曜日

ArchiCAD 強制終了!って・・・(汗)

滅多にあることではないと思うのですが・・・


ArchiCADでのモデリングが順調に進んでいたある深夜の出来事。

何のはずみかは分からないのですが、

気が付いたらプロテクトキー(ドングル)がPCから外れてしまった
ようです・・・

キーにはストラップを付けていたのですが、どうやらこれがあだ
になったようです。

















PCの画面に一瞬このような表示がでました。














見慣れないメッセージに?と思い、目を凝らして眺めていましたが
次の瞬間にはスーッとCAD画面と共に消えてしまいました!!

はぁ~っ?

状況が呑み込めずに、しばらくフリーズしていました(僕が!)

はっと我に返り、さっきまでモデリングしていたデータを失ったのだ
ということ、そしてこんな時に限り保存作業をしていなかったという
事実を理解したのでした・・・

おぉーっ!まぁい がぁ~!!


こんな経験をした方が僕以外にもいるのではないでしょうか。
(えっ、僕だけ?)


 でも翌日改めてArchiCADを立ち上げると、こんな画面が・・・

















・・・そうです。

消滅する直前のデータをしっかりと「自動保存」してくれて
いたのでした!!

やったー!バンザーイ!!


Graphisoftさんの愛を感じながら続きのモデリング作業に
掛かりましたとさ・・・
めでたし めでたし! 終わり

by MK

2014年2月26日水曜日

軸ブレースのガセット下端位置に注意


軸ブレースのガセット下端位置とコンクリート天端の位置関係に注意が必要です。



写真のような軸ブレースは、通常、軸ブレースに施工中の荷重がかからないようスラブコンクリートを打設してから本締めを行うか、また、軸ブレース本体自体を打設後に取り付けます。ですから、軸ブレースの梁側のガセットプレート下端がスラブコンクリート天端より完全に出ていなければなりません。
一般的な、コンクリート天端が
梁天端+スラブ厚さという場合
は間違いが少ないですが、スラブ段差が絡み梁天端が下がっていて、
・梁天端+ふかし+スラブ厚となる場合
・コンクリート天端が周囲のスラブと異なる場合
など、
梁天端+スラブ厚さとならない場合
は鉄骨図をチェックする時点でスラブ天端の高さをきちんと押さえなければなりません。

軸ブレースがアングル材や溝形鋼など、鉄骨建方と同時に取り付けをして本締めを行う場合も極力、ブレース下端がコンクリート天端に潜らないよう注意が必要です。

仕上げとして見えてくる場合が多く、コンクリートの押さえが綺麗に出来ず、あらがそのまま見えてしまうからです。


ちょっと失敗例だとこんな感じ・・・

軸ブレースが取り付く部分の鉄骨詳細図には、コンクリート天端のレベルを必ず表記するようにした方が間違いが少ないですね

                                                    T.F

2014年2月25日火曜日

止水セパレーターの検討


採用を予定している地下土圧壁に使用する止水セパレーターです。

当初は一般的な止水リングの付いたセパレーターを考えていましたが、

今回の現場は地下水位が高いため、より止水効果の期待できるセパレーターを検討しました。

この止水セパレーターは従来のPコーンのデメリットを解消したもので

このコーンの期待される効果としては

① 止水コーンのネジ中央部に水切壁を設けたことにより、ネジ部からの漏水を止水できる。

② コーン自体がコンクリートと化学反応して密着することにより、コーンの外周部からの  

  漏水を防ぐことができる。

③ 型枠解体後にキャップを取付けるだけなので、コーンの取り外しがなくモルタル埋めの

  手間が省ける。

④ コーンが打込み式なので、取り忘れの心配もなく、廃棄物を発生させない。

の4つの効果が期待できます。

打継ぎも大事ですが、セパレーターのように躯体を貫通している

水みちを遮断することも忘れずに !




















K.K



2014年2月24日月曜日

ArchiCAD プロファイルで杭を作る

ArchiCADVIPツールになってしまうんですけど、「プロファ
イル作成ツール」っていうツールがありまして、「お施主さんに杭
と支持地盤の関係を説明したいから、杭のモデルを作って欲しい。」
という依頼があり、杭を作成するために先日久々に使ったのです
が、やっぱりちょっとイイですね。






では、を作ってみますよ。

縦断面のそのまた半分の杭の形状を塗りつぶしで作成します。この形状を縦軸回転させてオブジェクトを作ります。




ちなみに、作成する杭はこんな断面です。



「デザイン」→「デザイン補助」から「プロファイル作成」ツールを起動します。



①円柱状のプロファイルを作成するので、右側の縦軸回転?の方を選択。

②プロファイルの基準点は平面上で入力しますよ。

後はレベルと属性を設定して「OK」ですね。




まずは原点を入力します。原点が円の外周を描く点になりますよ。



次に円の中心点を入力。



次は円の開始点を指定。ここで原点を指定します。そうすると、中心点と原点を結んだ線半径とした円柱が出来ますよ。



なんだか描けてますよね。一周したところで開始点再度クリック。



 プロファイルを保存するように言ってくるので、名前と保存先を指定して保存します。

















と、こんな感じ。選択されているのは塗りつぶしで作った断面、円は作成した杭の平面ですよ。

3Dにすると。。。

















おっ、拡底杭が出来てますね。

















まぁ、GDL使いこなせる方には必要ないのかもしれませんが、私
にとってはお手軽です(笑)

JM

2014年2月21日金曜日

ArchiCAD ホットリンクによる色分け図の作成

ホットリンクによる色分け図の作成方法を紹介します。

ひとつのデータ内で色分け図を何種類も作成するのは困難になってきますが、
ホットリンクを使って別データで作成することで、多くの色分け図の作成が可能です。
ホットリンクの場合、ホットリンク先(別データ側)の設定の方が有効になるので、
ホットリンク先(別データ側)のカラー設定を変更することで、本データとは異なった色分け図が作成できます。



例:ゾーンを使って作成した設備シャフト色分け図

①本データでは、ゾーンカテゴリ設定で部屋の部門ごとに色分けしたゾーンカテゴリを作成して、部屋部門色分け図を作成







②別データでは、の本データをホットリンクします。
(ホットリンクを行うと本データの設定(レイヤーやゾーンカテゴリ)がそのまま取り込まれます)
別データ側のゾーンカテゴリ設定では、設備シャフトのゾーンのみ色を付けて、その他の部門(部屋)のゾーンカテゴリカラーは白色を設定。























これで、設備シャフトのみ色の付いた図面が作成できます。
























本データでプラン変更が生じて、シャフトの位置が変更になっても当然色分けも追従しているので、ホットリンクを更新すれば不整合がない色分け図が作成できます。

今回は、ゾーンカテゴリのカラー設定による色分けの方法ですが、ペンセットでも同様のことができるので色々試してみてください。
Takayuki.H

2014年2月20日木曜日

ディープウェルを目立たなく処理する方法 !

ディープウェル工法ってご存知ですか?

地下工事で水を汲み上げる為に井戸のパイプのようなものを設置する工法ですね。














↑こんな感じです




このパイプ、使った後どうなるかご存知ですか?

実は・・・2通りの方法がありまして。


1つめ、抜いてしまいます

     実に簡潔な方法ですネ。

では、2つめは? 切って穴を塞ぐんですね。

ピットの底などになる場合は後で抜くことが難しいので
パイプを残す事があります










これが使用中の図







これが切断後に処理した状態・・・
ピットの底にコンクリートの塊が残るんですね


そこで、釜場の底にディープのパイプを設置してみました。










使用中はこんな感じです
















切断後はパイプの上にコンクリートを打設
して終わりです!
(割れ止め筋をお忘れなく)




万が一ディープのパイプ周りから水が浸みてきても・・・釜場の底なので被害が少ない??
問題と言えば、釜場が大きくなることですね・・・

M.D

2014年2月19日水曜日

スライディングウォールのたたみ方の工夫 !

会議室でスライディングウォールを設置する部屋がありました。
この部屋はそんなに大きな部屋ではないので
スライディングウォールをたたんで、1室で使用する場合は、
たたみ代がじゃまになってしまうなぁ・・・と思いました。



施工メーカーさんとたたみ方の打合せをした結果、
壁際へ平らに収納するレイアウトもできますよ・・・とのこと。
これならじゃまなたたみ代がなくてすっきりしますね。

  





写真は、スライディングウォール壁際へ平らに収納の途中です。

じゃまなたたみ代がなくて、
小さな会議室のスライディングウォール設置のときは、
“平らに収納”も1つの案だなぁ・・・と思います。

T.N

2014年2月18日火曜日

消火器ボックスと巾木取合い

消火器ボックスと巾木の取合い納まりって難しいですよね。
あんまり気にしないで油断してると、
・消火器ボックスと巾木の間に隙間ができちゃった
・消火器ボックスが巾木に食い込んでしまった
という失敗をしたことがあります。

巾木の上に消火器ボックスがきちんと乗っかる感じで納まると
とてもすっきり、いい感じです。
 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
消火器ボックスの納まりは、
消火器ボックスケースとケース用ブラケットの2ピースなので
ケース用ブラケットの下地取付け検討しておけば大丈夫!


おまけ
消火栓ボックス、気付きました?
そうなんです、表示灯がLEDです。
いつもの赤い出っ張りがなくてとてもすっきりしてますよ。
初めて施工してみました!
 
T.N 

2014年2月17日月曜日

ArchiCAD_2D展開図から3D

あらかじめAutoCAD等で作図されていた2D展開図(dwg)を利用して、3Dモデルを作成してみました

作成したのは手術室モデルで、展開図に作図されていた壁面埋込み器具を3D化しました



方法は以下の通りです

①手術室の展開図データ(dwg)をArchiCADに「結合」でオブジェクト(※1)として取り込む
 ※1:オブジェクトとして取り込むには、結合の設定(下の画像)で、「モデルスペースをGDLオブジェクトとしてインポート」にチェックします























②dwgをオブジェクトとして取り込むと3Dでも表示できるので、3D表示させてから展開図オブジェクトをモルフに変換する
















③モルフに変換するとモルフ線分になるので、使用したい部分のみ取出し、垂直に回転させてからオブジェクトとして保存する
(※薄い板状のモルフを重ねて、少し厚みを持たせると移動の編集などが行いやすい)


















④作成したオブジェクトを壁面に配置して完成



















オブジェクト化しているので、レイアウト変更も簡単にできます

ただし、BIMxに書き出すとモルフ線分が消えていたりする箇所があるので、検証の余地ありですが。。。
モルフに変換すると色々と編集ができるので、ぜひ活用ください!


Takayuki.H

2014年2月13日木曜日

便利な工事写真用ホワイトボード!!

建築現場に、つき物の工事写真ですが、この工事写真用の黒板が意外な進化
をしています。

黒板を読めるように入れて撮影するのは意外と難しいですよね。

風で倒れたり、一人ではうまく撮影できない状況も良くあります。

でも、この道具なら即、解決ですっ!!



風があっても、高所であっても、狭い場所であっても、両手が使える状況なら1人
で撮影が可能です。

被写体によって、黒板のサイズが気になるかと思いましたが・・・
少しだけ棒を伸ばして距離をとれば大きく黒板サイズが変わってくれます。

写真撮影時の道具が少なくなるので持ち歩きが楽だし、いつでも黒板入りの
写真が撮れます。




欠点といえば・・・

コンパクトなのでどこに置いたか分からなくなる。ぐらいでしょうか(^_^;)

参考:伸縮式ホワイトボード 販売元『土牛』
MD

2014年2月12日水曜日

ArchiCAD データが重い!!

ArchiCADでのデータが重い!と感じることってありますよね。
データが大きくなってきて、作業が思い通りにいかないとストレスが溜まって
しまいますよね。

今回、経験したのはIFCで取り込んだデータについてです。
PLNデータにIFCデータを取り込んだら150MBを超えていました。
そのまま、作業を続けていましたが取り込む前に比べて反応が悪くなって
いるのがよくわかります。

調べてみるとIFCデータにオブジェクトのデータがある場合「リンクされた
ライブラリ」
に移動することでパフォーマンスが良くなる事がわかりました。
ライブラリマネジャで確認するとIFCのオブジェクトデータは「埋込ライブラリ」
に格納されていました。



それでは試してみると・・・


「埋込ライブラリ」のオブジェクトのでーたを「リンクされたライブラリ」に移動。

なるほど。確かに動きが軽くなりました(^^)v

IFCデータを取り込んで重くなったと感じた方。一度、お試しください!!
KN

2014年2月10日月曜日

ArchiCAD17 コアボリュームをモルフツールでモデリング

ArchiCAD17 コアボリュームをモルフツールでモデリング



ArchiCAD17で超高層の建物のコア部分をモルフツールでボリュームを入力しました。

平面形状が同じであればフロアをまたいで入力しました。



ご存知の通り、ArchiCAD17では階をまたぐモルフの投影面積がフロア毎に出せますよね。


一覧表でIDに入れた室名とフロア毎で面積を出してみました。


ちなみにゾーンツールでは出来ません。。。

3Dで断面も自由に切れるので、上下階の関係が分かりやすいですよ。



部屋種別に平面でも色分けしました。




ボリューム検討、確認には使いやすそうですよ!
FH


2014年2月7日金曜日

地下躯体の止水対策は、ノンセパで!

地下躯体で止水対策って、本当に大変です。。。

セパに止水リングとかいろいろ試してみましたが、お正月の水芸のようにあっちからこっちからと湧水があって、あとあと本当に大変(>_<)



(笑)。なので、今回はセパを使わないでやってみました。

シャタリングです。

セパは、孔内水位より上で建て起こしを決めるためだけに使用しました。もちろん、止水リングとセットで。

シャタリングで計画をしっかりしたおかげで、セパなし。転用可能。施工性もアップと1石3丁です。




今回は、スラブ上で地組をして、起こしましたが楊重が可能であれば、大版でやってもよいですね。



今、大工さんが不足していますから、こういうユニット化で工業的な施工方法をどんどん取り入れて、しっかりと計画していきたいですね。

sake