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2016年10月31日月曜日

分析・評価

シェルパでは、外装モデルを作成する前に、納まりを検討して

断面ディティールを作成し、下絵にしてモデルを作成しています。


断面ディティールを作成したら、社内で納まりチェックをしてもらっていますが、

今回、社内でチェックしてもらった内容を分析・評価しました。





Excelでチェック者ごとにシート作成して、提案(チェック)してもらった

項目を採用、不採用で数を入力すると、数種の分析ができるようにしています。


今回作成したのは下記の6つです。

・提案採用割合(シェルパの提案がプロジェクトで採用・不採用の割合)

・工種別採用割合(シェルパの提案がプロジェクトで採用・不採用の割合を工種ごとに分析

・提案割合(誰が一番提案しているか)

・採用割合(誰の提案が一番採用されているか)

・打率(誰が一番打率が良いか)

・工種別採用割合(誰がどんな工種に強いか)









上記分析により、誰がどんな工種に強いか等がわかり、

今後の相談相手が決まってきます。

また、チェックしてもらった人にフィードバックできます。

まだ行っていませんが、VE金額での分析を行えば、コストに関して誰が強いのか、

一番貢献したのは。。。などもわかると思います。


sakamoto

2016年10月28日金曜日

ArchiCAD20の新機能 「要素プロパティ」~Part2~

前回は、ArchiCAD20の、新機能「要素プロパティ」がどのようなものかご紹介しました。

じゃあどうやって要素プロパティを作るの??ということで、

今回は、要素プロパティの作成方法についてご紹介します!!



要素プロパティを作成、管理するのは、ArchiCAD20から備わった「プロパティマネージャー」を使用します!

まずは、このプロパティーマネージャーを開いてみましょう!



プロパティマネージャー

[オプション][プロパティマネージャー]を選択すると、、、




このような設定画面がでてきます。



現在作成されている要素プロパティが一覧で表示されています。

では、新たに項目を追加してみましょう!!



要素プロパティを新規作成

まずは、[プロパティマネージャー][新規作成]を選択します。





すると、このようなダイアログボックスがでてくるので、[プロパティ][グループ]を選択して、
名前を入力すると作成できます。




要素プロパティは[グループ]が親階層[プロパティ]が子階層の構成になっていて、
[プロパティ]は必ずどこかの[グループ]に属すことになります。





それぞれ試しに作成すると、このように追加されます!




では次に、各プロパティのデータのタイプを設定しましょう!



データのタイプを定義

[プロパティマネージャー][定義]の項目で、各プロパティがどのようなデータか定義することができます。

データタイプの種類は、全部で6種類あります。




・文字列・・・任意のテキストまたは数値

・整数・・・整数

・数値・・・小数点で表示される数値

・タグリスト・・・一つまたは複数のタグ

・オプションセット・・・任意のセットを作成

・True/False・・・真/偽


オプションセットを選択した場合は、[オプション設定]でリストを作成できます。





また、[デフォルト]の欄にデフォルト値を設定しておくことも可能です!


さきほど作成したプロパティの定義を設定するとこのようになります。




データタイプが設定できたら、今度はロパティを割り当てる要素分類を設定します。



要素分類を割り当て

要素分類の割り当ては[使用状況]から行います。






[カスタム]を選択して、[編集]をクリックすると、割り当てたい要素を選択できます。



要素分類の割り当ては、グループ単位で割り当てたり、他のプロパティの割り当てをコピーすることもできるので、試してみて下さいね!




以上で要素プロパティの作成は完了です!!



いかがだったでしょうか?

この要素プロパティで、BIMの“I”の機能が強化されましたね!

以前に紹介した、「表現の上書き」と併せて使えば、より活用の幅が広がりそうです♪



ARCHICAD20の新機能① 「表現の上書き」 

http://sherpa-net.blogspot.jp/2016/10/archicad20.html


ぜひご活用ください!!


R.O






2016年10月27日木曜日

ArchiCAD20の新機能 「要素プロパティ」~Part1~

今回は、ArchiCAD20の、新機能「要素プロパティ」についてご紹介します!


要素プロパティとは

要素プロパティとは、ユーザーが自由にカスタマイズできるArchiCADプロパティのことです!


まずは、ArchiCAD19と比較してみましょう!
試しに壁の設定画面を開いてみると、、、



大きく3点変わっていました。

①[タグとカテゴリ]が[カテゴリとプロパティ]に名称が変更

要素分類が[カテゴリとプロパティ]の一番最初の項目に移動

要素プロパティの項目が追加


このの部分がユーザーがカスタマイズできる部分で、
予め設定しておいたプロパティの値を、設定画面一覧表などで編集することができます。


デフォルトでも要素プロパティがセットされているので、
試しに要素の設定画面から値を編集してみましょう!



プロパティ値の編集

まずは、[一般性能]のグループにある[耐火性能]を編集してみましょう。




[耐火性能]の欄をクリックすると、三角マークがでてきます。





これをクリックすると、ドロップダウンリストが表示されました!!






この中から設定したい項目を選択して完了です。





次に、[認定番号]を入力してみましょう!
[認定番号]の欄をクリックしてみると、今度は、テキストボックスが表示されました!







こちらは手入力して完了です。





このように、各要素プロパティによって、様々なデータのタイプを設定することができます。


ちなみに、各項目の左側にあるリンクアイコンをクリックすると、、、







このように、デフォルトで設定していた値に戻ります!




うっかりここをクリックしてしまうと元に戻ってしまうのでご注意を!
またIFCマネージャーのリンクアイコンとは機能が異なるのでご注意を!!



要素分類ごとの割り当て

ArchiCAD20では、要素分類ごとに要素プロパティを割り当てることができます。


どういうことかというと、例えばデフォルトの[壁]と[オブジェクト]の設定画面を比較してみると、、、




要素分類と要素プロパティの項目が異なります!



これは[家具]の要素分類に設定されている項目が、「壁」とは異なるためです。

ちなみに、要素が「壁」でも要素分類を「家具」に設定すると、「家具」に割り当てられた要素プロパティを使用することが可能です。


このように、要素分類ごとに必要な要素プロパティをカスタマイズできるので、使い方の幅が広がりそうですね!



さて、要素プロパティがどんなものかご理解いただけましたか?

次回のPart2では、要素プロパティの作成方法についてご紹介します♪


R.O


2016年10月26日水曜日

ArchiCAD タブバーの小技

今回は、ArchiCAD19から追加されたタブバーを操作する際の、小技3つご紹介いたします!






①タブバーの切り替え

タブバーの切り替えを、キーボードのファンクションキーで行うのは、
皆さんも良く使われているのではないでしょうか?


平面図3Dビュー断面図レイアウト
[F2][F5][F6][F7]

しかし、ファンクションキーで切り替えられない一覧表や、立面図はタブをマウスで
クリックして切り替える必要があります。

そんなときに使えるのが、
[Ctrl]+[Tab]キーです!

[Ctrl]キーを押しながら、[Tab]キーを押した回数だけ、
現在表示されているタブが右に移動します。

図の状態で一覧表に切り替えたい場合は、[Tab]キーを2回クリックすると、、、







このように切り替わります!!


ちなみに、タブを左に移動させたい場合は、
[Ctrl]+[Shift]+[Tab]キーでできますよ♪



②タブバーを閉じる


タブバーを閉じるとき、タブの右端にある[×]をクリックして閉じますが、


マウスをあの[×]に持っていくのって、地味に面倒です。

そんな時に使えるのが、


[Ctrl]+[W] または、マウスの[ホイールクリック]です!


[Ctrl]+[W]を使うと、現在表示されているタブを閉じることができ、

閉じたいタブの任意の場所を[ホイールクリック]すると、
現在表示している画面以外のタブも閉じることができます!




これは、ArchiCADだけでなくGoogle Chromeなどタブが備わっているソフトでも使える操作なので、ぜひ使ってみてください!!



③ビューをリストア

最後は、[ビュー]を開いている時の小技です。

ArchiCAD20では、ビュー保存したビューを開いている際、
タブバーのアイコン青色に変わります。




この状態で、表示尺度を変えたり、レイヤーの表示を変えたりすると、、、

このように(!)マークが表示されます。





これは、保存したビュー設定と変わっていますよ!という警告なのですが、

元のビューに戻りたいとき、タブを右クリックして[ビューをリストア]を選択する必要があります。





そんな時に使えるのが、タブ[ダブルクリック]です!

この操作を行えば、ビューは一瞬で元通りです!!



クリックする回数は一緒ですが、右クリックして選択するより、
ダブルクリックの方が楽でしょう!!


ちなみに、ナビゲータビュー一覧のアイコンをダブルクリックでもできますので、
是非お試しください!



おわりに

いかがだったでしょうか?

どれも劇的に効率が上がるわけではありませんが、

このちょっとした小技で、モデル入力が少しでもになればと思います。

ぜひぜひ試してみてくださいね♪


R.O

2016年10月25日火曜日

Navisworks 立面図を取り込む

先日のブログ
「Navisworks 重ね合わせチェック」
では平面図dwgを取り込んでいましたね!

今回は、立面図を取り込みます!

Navisの中でも回転させたりすることはできますが、
今回はAutoCADでdwgを回転させてから取り込みます!
(ちなみに南立面図です。)


これら側面図を駆使します↓ ↓ ↓









まず、AutoCADで不要なレイヤを削除または非表示し、
「右側面図」をクリックします↓ ↓ ↓


























立面図を選択し、90度回転します↓ ↓ ↓






回転したら「正面図」をクリックすると、正面を向いています↓ ↓ ↓





全部選択をし、「MOVE」をクリック後、
1FL±0、X1通りの交点をクリックし、コマンドに0,0,0と入力します↓ ↓ ↓
(0,0,0としておくことで
Navisで移動しやすくするためです。)






移動し終わったら保存し、Navisに取り込みます。


Navisで建物を開いた状態で、
「追加」をクリックし、保存したdwgを選択すると






dwgが取り込まれました↓ ↓ ↓
0,0,0を基点に取り込まれています!





直交投影で上から見ると
dwgが今どこにあるのかわかりますね↓ ↓ ↓







今のままだと、Y1通り上に配置されており、
場合によって建物に隠れてしまうため
外壁の外側に移動します!


「選択ツリー」でdwgを選択し、
「移動」で移動したい距離を入力し(今回はY方向-500)
「変換」を選択すると






移動しました↓ ↓ ↓









dwgを選択して、右クリック、
「項目をオーバーライド」>「色をオーバーライド」





黒を選ぶと
こんな感じです↓ ↓ ↓





ちなみに

・通り芯はあるとわかりやすいですが、ほかのdwgと重なると
ちょっと邪魔だな‥って感じになります!
(取り込んだ後でもレイヤOFFできます。)

・ハッチングは分解しないと取り込まれないようです。

・セットバックしている建物は、面ごとにデータを分けて保存して取り込むと
よりわかりやすくなりますね!


y-ito

2016年10月24日月曜日

ArchiCAD_3D切断面の色設定

モデルを3Dで切断表示させた時、切断面の色を変更したい場合があります。

その設定方法は過去のブログでも紹介されていますが、
ArchiCAD17以降は設定方法が変わっていますので、再度紹介したいと思います。

過去のブログ「Archicad 3D切断面を黒以外の色に!」はこちら↓
http://sherpa-net.blogspot.jp/2012/05/archicad3d.html


3Dで切断表示させるとこのような状態ですが、

切断面の色を変えたい場合、
「表示」-「3Dで表示する要素」-3Dで要素をフィルタ/切断(Ctrl+Alt+A)を選択し、
切断面表示をカスタムで材質の変更を行ないます。

切断面の色が変わりました!


ArchiCADのバージョンアップに伴い、設定方法が変更になっていることがあるので、
過去のブログも随時更新できればと思います。

Takayuki.H