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2019年6月28日金曜日

Revit 部分切断領域で個別のビュー範囲を設定

部分切断領域を使用して平面ビューとは別の個別のビュー範囲を設定します。

平面図ビューで作業していると高い位置にある窓を見せるのに部分的に切断位置を上げたいなというケースが発生します。
そんな時に使用するツールが部分切断領域です。基本的なツールの一つですが紹介します。

①プロジェクトを新規作成し、[ビュー範囲]を選択します。
 平面図の現在のビュー範囲を確認します。
②[表示-平面図-部分切断領域]を選択します。

③部分切断領域の範囲を描画ツールを使用して描きます。
(⑦の緑破線程度に)

④部分切断領域の[ビュー範囲]を設定します。
⑤断面のオフセットを[2000]に変更します。

⑥[✓]を選択します。 


⑦壁を以下のように作成し、表示の違いを確認します。
(壁の切断面が部分切断領域のみ表示されています。)
このように部分的にビュー範囲を調整できます。
注意としては部分切断領域を多用すると処理が重くなるので使用は必要最低限した方が良いです。

sherpa

2019年6月27日木曜日

Revit 線分の種類

線分の種類はモデル線分と詳細線分の2種類に分けられます。
これについて解説します。


①モデル線分
 3Dの線分のことです。表示を有効にしているビュー全てに表示されます。

②詳細線分
 2Dの線分のことです。入力したビューのみに表示されます。
 ファミリ内ではシンボル線分となっています。

線分を選択すると下図のようなリボンが表示され線種の変換ができます。
(モデル線分⇔詳細線分)

sherpa

2019年6月26日水曜日

Revit カーテンウォールでALC壁の作成

ALCのカーテンパネルが用意できていれば、カーテンウォールのタイプを編集することで簡単にALC壁の表現ができますので紹介します。
(カーテンパネルでALCを作る方法はまた別に紹介します。)

①[建築-壁]を選択します。




②タイプセレクタを選択し[カーテンウォール]を選択します。



③[タイプ編集]を選択します。



④[複製]を選択してタイプを複製します。



⑤タイプ名を入力します。ここでは[ALC_100]入力します。




⑥下図のように入力し、OKを選択します。


⑦完成です。


今回は[水平グリッド]のパラメータを編集しましたが[垂直グリッド]のパラメータを同じように編集すれば縦向きに作成できます。

sherpa

2019年6月25日火曜日

Revit 構造伏図の見上げ/見下げ設定

構造伏図の見上げ/見下げ設定について。

構造伏図を作成する際、ビュー見方向を設定する事ができます。
基本的なところですので確認していきましょう。

①[表示-平面図-構造伏図]を選択します。

②[タイプを編集]を選択します。

③[複製]を選択します。
④名前を[構造伏図 見上げ図]と入力します。

⑤[ビュー方向]を[上へ]に設定します。
[ビュー方向]を[上へ]にして見上げ図が、[下へ]にすれば見下げ図のビューが作成する事ができます。
あらかじめ見上げ図と見下げ図のタイプを用意しておくと良いでしょう。

Sherpa

2019年6月24日月曜日

Revit 吹き出しで部分詳細図を作成

吹き出しを使用して部分詳細図を作成します。


[表示-部分詳細-長方形]を選択します。

部分詳細図を作成したい範囲を設定します。

以下のように吹き出しビュー作成されるのでスケールや詳細レベルを調整してシートに配置します。

Sherpa

2019年6月21日金曜日

Revit 屋根に勾配を付ける

屋根の勾配の付け方について


屋根に勾配をつける方法は3パターンあります。
・[勾配矢印]を使用する。
・[勾配を設定]を使用する。
・[サブ要素を修正]を使用する。
今回は[勾配矢印]と[勾配を設定]を2パターンを紹介します。

■[勾配矢印]を使用した方法
 屋根を選択し[フットプリントを編集]を選択します。

 [勾配矢印]を使用して勾配をつけたい方向に矢印を向けて線を引きます。
※勾配矢印を複数使用すれば切妻屋根や寄棟屋根を作成することもできます。

 勾配矢印を選択し[プロパティ]に勾配または端部のレベルを入力することで屋根の勾配
 を設定できます。

 [✓]を選択すれば片方向に勾配のついた屋根ができます。

■[勾配を設定]を使用した方法
 フットプリント編集の後に勾配を設定したい辺を選択します。

 [プロパティ]の[屋根の勾配を設定]に✓を入れ[勾配]を入力します。

 両側に[屋根の勾配を設定]に✓を入れたので両方向に勾配のついた屋根ができます。

点を基準にした勾配を作成したい場合は勾配矢印で作成します。
辺基準の場合も勾配矢印で問題なくできますが勾配設定が手軽かもしれませんね。

Sherpa

2019年6月20日木曜日

Revit Excelを活用したタイプ一括作成

Excelを活用したタイプ一括作成の手順について

ファミリタイプの書き出しは少々分かりずらい機能の為に使わない方が多いかと思います。タイプを多く作る際には一度、Excelに書き出して編集したほうが楽にできます。
以下、その手順を記載していきます。

①タイプを一括作成したいファミリを保存して、[ファイル-書き出し-ファミリタイプ]を選
 択します。

②書き出したtxtファイルをエクセルで開くとテキストファイルウィザードが開きます。
 [カンマやタブ名のどの区切り文字によってフィールドごとに区切られたデータ]を選択
 します。

③[カンマ]を選択します。

④タイプを増やし、各パラメータ値を入力しcsv形式で保存します。
⑤保存したcsvファイルの拡張子をtxtに書き換えます。

⑥作成したtxtファイルとファミリを同じフォルダに保存します。

⑦新規プロジェクトを立ち上げに[挿入-ファミリロード]を選択します。

[タイプの指定]が表示されましたね。これでExcelで作成したタイプが読み込まれました。
使用するタイプだけを選択してプロジェクトにロードすればOKです。

Sherpa

2019年6月19日水曜日

Revit 作業面ビューアの表示

斜めの参照面上での編集方法について

下図のような斜めの参照面を持ったプロファイルを編集する場合、どうすればいいのかわからない方も多いかと思います。今回はその対処方法を紹介します。


①[プロファイルを編集]を選択し、適当なビューを開きます。

②[表示]と[ビューア]を選択します。

③作業面ビューア内にスケッチを描きます。
※上図の南面に対して作業面が斜めになっているのでスケッチラインが楕円になって
 いる。

④[✓]を2回選択してモデルを作成します。

ビューアに描いた形状通りにモデルが作成できたと思います。
これで斜めの作業面も怖くないですね。

Sherpa

2019年6月18日火曜日

Revit 複層の壁に窓を配置

複層の壁に窓を配置する方法

複層の壁を複数に分けて作成した上で窓を取り付けると取り付けた壁にしか開口が開きません。これはジオメトリの結合が使用できれば簡単に解決します。



[ジオメトリを結合]を実行して一枚の壁に結合します。



無事に開口ができました。

Sherpa

2019年6月17日月曜日

Revit 積算で重複する部分のモデリング方法

積算で重複する部分のモデリング方法について


 [ジオメトリ結合]すると重複部分の体積が除外されます。
(部材の結合順序があるので部材ごとに拾いたい場合は結合順序に注意が必要です。)

スラブの優先度が高い為、優先度を変更したい場合は[結合順序の切り替え]で変更します。

体積の数量を集計したい場合は[ジオメトリを結合]をしているか確認するといいでしょう。

Sherpa