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2013年4月30日火曜日

J-BIM施工図CADの10の新機能!!


RC造の生産図で躯体のモデルと図面化をやろうとすると真っ先に思いつくのが、
福井コンピューターさんのJ-BIM施工図CADです。
以前は、ARCHITREND Z 施工図エディションって言ってました。
現在は、Ver8になっていますが、Ver7からいろいろ新機能が増えています。

その新機能を抜粋して紹介したいと思います。

その1:フカシ寸法の種類が増えました。



もともと、振り分け寸法にも記号にもフカシを入力するとちゃんと反映されていたのですが、表現の種類が増えました

記号も自社のスタイルに合わせて作ることができるので、図面表現として違和感がさらになくなるようになっています。 

この辺が非常にうれしいですね。



その2: 見上図・見下図の垂れ壁と腰壁の表現
見上げの垂れ壁、見下げの腰壁を表現するかしないかを選択できるようになりました。






しっかりモデリングしても表現できなかったり、表現が実線で出てしまい、切断線と区別がつかなかったりとかもなく、ちゃんと点線等で表現されます。
さすが、施工図CAD!!

その3:躯体断面図の構造境界の表現
同面で異なる構造壁がある場合にその境界を表現できるようになりました。



展開もこれでバッチリです。

その4:属性変更時の記号がリアルタイム連動

部材の属性を連動すると、記号(符号)も連動して変更されるようになりました。
これでモデルを修正しても記号が修正されていないということがなくなり、安心して
修正できますね。





その5:打設レベルごとのコンクリート積算が可能に!!

階高が高い場合など複数回に分けて、コンクリートを打設するような場合に以前はできなかったレベル設定での積算が可能になりました。




打設順序とあわせて細かく設定できます。(打設順序は100まで)
また、打設範囲も矩形だけじゃなく、いろんな形にできますよ。





これだと打継計画位置にそって、積算ができます。



また、打継部分の型枠数量も項目として積算できますよ。
ますますうれしいですね。

2013年4月26日金曜日

Archicad 家具オブジェクトの扉を変えてみた!!



いろいろな家具のオブジェクトがありますが、だんだんモデリングしていくと実際のものに近づけたいなぁと
思いますよね。
そこで、家具の扉の形状を好きなのものに変えちゃいましょう!!

すごく簡単です。


 カップボードでやってみます。

 3Dで見るとこんな感じ。
                                         



立面図ツールで扉側の展開を作りましょう。


 次に計測ツールでも寸法ツールでもよいので、扉の大きさを測りますね。

扉の大きさがわかりました。
では、次に扉を作りましょう!!
スラブツールで作ります。
好きな材質や形状で作ってもらって、3Dで確認

こんな感じ。

で、この扉を【カスタム構成要素】ってもので保存します。7

Archicad 16からだと思うんですが、さらに簡単になりましたよね。
スラブで作った扉を選択しておいて、
「ファイル」→「ライブラリとオブジェクト」→「選択内容に名前を付けて保存」と進みます。

そうすると次にオブジェクト、ドア、窓、図面タイトルとあって【キャビネット扉】がありますので、
それを選択です。


次に好きな名前を付けて、保存です

これで、扉の完成!! 

じゃあ、さっそく扉の入れ替え作業です。



先に配置しておいたカップボードを選択して、開きます。
「パラメータ」のところに「キャビネットとドア」というところがありますから、開きましょう。


次に「ドアスタイル」を選択すると、一番下に「カスタムパネル」っていうのがあるので、選択。 


それを選択して、あとは、OK

これで終了~(^O^)
さっそく見てみましょう!!

おぉぉぉぉ、変わっとるばいっ(^_^)v
ほかの材質も扉に合わせて、










はい、完成っ。

非常に簡単です。
これができるのは、オブジェクトの中のパラメータを見てもらって、扉のところに「ドアスタイル」があるものになりますから、見てみてください。
また、よりリアルに近づけちゃいますね。
















2013年4月25日木曜日

Archicad マジックワンドをまとめてみた!!

  
マジックワンドって結構便利ですよね。何ができるかをおさらいしておこうかなとやってみました。

まずは、簡単なところからやってみます。 


円を描いてみました。
 
次に塗りつぶしツールを選択して、円の中でマジックワンドを使うと
はい、出来上がり。
断面形状の作成や2D表現する場合なんかに使えますね。

次は、スラブを書いてみました。 




穴をあけたい場所に線ツールで線を書いといて、ここでスラブを選択しておいて
スラブツールも選択してから、マジックワンド








一発で穴が開きました。

どんどん行きますよ。
次は、なんとなく通り芯を入れました。






















外壁芯を通芯から450として、線を入れました。

壁ツールで入れたい壁の設定をして、外壁の芯の上でマジックワンド!!










一発で外壁入りましたぁ

お次も線を適当に書いてみて、



壁ツールや梁ツールで線の上でマジックワンド!!

壁も梁もどんどん入ります

今度はスラブツールで囲われたところでマジックワンド!!
ポンポンできます()
しかし、メッシュはできなかったです。。。。

なので、次はメッシュを適当に書いてみました。













そこに線を入れて

メッシュを選択しておいて、再度メッシュツールを選んでマジックワンド!!













ポイントの追加と穴あけができちゃいますよ。

3Dでみるとこんな感じです。
等高線とか入れるのに良いですね。


再度矩形の線を入れてみました。
屋根ツールを選択して、図面作成法を複合平面を選択して、マジックワンド!!


屋根も一発でできました。

















シェルは、どうだろ?
適当に線をいれて、シェルツールを選んでマジックワンド!!

 押し出しの寸法を聞いてきましたよ。OKしたら、
いけますねぇ。




最後は、モルフはどうだろ?


また、適当に囲われた線を書きました。モルフツールを選択して、作成方法は「回転」で
マジックワンド!! 



できてますよ。回転させる軸の2点をクリックすると
回転角度を聞いてきました。


 円錐ができました。



まだ、使い方はあると思いますが、いろいろモデリングしているときにもしやと試してみると意外な使い方があるかもです。