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2013年7月31日水曜日

ArchiCAD チェックしやすい画面表示

ArchiCADでオブジェクトのプロパティを入力するとき
どのように入力していますか~?

1つずつオブジェクトを開いて入力するのも良いですが・・・

ArchiCADの一覧表を作成して、
一覧表で入力するって方法もありますよね!
 とここで !
 
一覧表で入力しているプロパティが
どこに配置してあるオブジェクトのものなのか確認したいな~
と思ったときの
チェックしやすい方法を発見しました!!!!!!!!!!


ArchiCADには、一覧表と図面が連動!という
非常~~に使いやすい機能があります!

一覧表から「平面図を選択」(下図:赤矢印)、または
「3Dで表示」(下図:緑矢印)をクリックすれば
瞬時に該当部分の平面図または3D画面に移動させることができます!









これを利用してチェックを効率よく進めたいと思います!

以下、チェックしやすい画面表示方法です!


特別なことはありません!
画面右上の「画面を縮小」を押してみてください!



画面が縮小されるので
縮小された画面のサイズを調整して、PC画面に2つ並べて表示させることができました!

(↓ 左:平面図、右:一覧表)



一覧表と平面位置両方を同じ画面で表示&確認することができて

該当部分を探す手間も減るため

どうですか?!

体力の消耗が全然違いませんか!!?

本当かどうか、、、
ぜひやってみて下さい!

                                                 y-ito





2013年7月30日火曜日

GDL-IF文を使ってオブジェクトをさらに使いやすくしよう-2

さあ2日目。

今回もIF文を使用した例を紹介します。オブジェクトの中で 形状を選択 して、変えていきたい
と思います。

ドレインって、いろいろな形状と径がありますよね。

1個ずつつくるのはめんどくさいんで パラメーターで切り換え られると、1つの
オブジェクトで済んでしまいます。

では、それをやってみましょう。



ここに3つの形状があります。 これは、パラメーターの中で選択することで形状を変えられるようにしたオブジェクトです。これにIFを使用しています。

まずは、公開変数を作成します。

“sym”をドレイン径選択、”sym2”をドレインタイプ選択とします。変数のタイプは、テキストです。


画像では、フロア、ルーフ、中継とタイプが選べるようになっていますね。

この設定は次のようにやります。

パラメーターの画面を開きます。


VALUESを使用して、”sym”径を選べるようにします。”100A”としていますが、わかりやすい名前を付けてあげてください。

同じく”sym1”では、ドレインのタイプを選べるように名前を付けます。

これでパラメーターの画面で先ほどの画像のように選択できるようになります

次に3Dの画面へ移動です。

あとは、径とタイプごとにGDLで形状を作成してあげて、IF文で条件を与えて整理してあげるだけです。

ところで形状の作成は、大丈夫ですよね。
怪しい方は、ぜひこの本で勉強してくださいね。


では、IF文の説明を・・・。

3Dパラメータの画面を開いて、必要な文を入れます。



簡単に説明すると、
①まず、”sym”で径を100Aとした場合にまずは、ドレインの共通の皿の部分を作成(CYLIND)
  して、

②次に”sym1”でフロアの時、ルーフの時、中継の時に残りの形状を作成しています。

今回は、選択肢が3つの径、3つのタイプなのでIF分をいっぱい使いましたが、
選択肢が2つの場合は、

IF ○○=× THEN ! ----○○=×の場合、という意味です。
   ---------------   ! ----プログラム
ELSE        ! ----○○=×以外という意味です。
   ---------------   ! ----プログラム
ENDIF       ! ----IF文終わり

となりますね。

少しずつ使いやすいものにしていければよいかと思います。

また、ご紹介させて頂きます。頑張って一緒にGDLを覚えていきましょう





2013年7月29日月曜日

GDL_ IF文を使ってオブジェクトをさらに使いやすくしよう-1

GDLでいろいろな形状を作ったり、数値をだしたりと、ブログで紹介させて頂いていますが、
今回は、IF文というものを使用して、

条件によってGDLのプログラムを変える」 

ことで形状を変えたりすることをご紹介したいと思います。

IF文は、文字の通り 「もし○○ならば」 の意味になります。
ですので、○○ならば、このプログラムに進みなさい。そうじゃなければあのプログラムに進みなさい。という制御ができます。

簡単な事例で説明しますね。

ここに直方体があります。


この直方体をスピーカーに見立てます。( 簡単な形状ですみません(+_+) )
壁付のスピーカーは、よく傾いて取り付けられていたり、垂直で取り付けられていたりします。

それを選択できるようにします。

形状の作成については、説明は省略・・・↓↓↓ これで勉強しましょう!!


 
ただし、傾ける場合は、座標を回転させますので、PRISMPRISM_、円であればCYLIND等、
押し出しの命令文を使用します。

では、公開変数を作成します。




“den”という変数を作成しました。変数のタイプは、プールにします。名前は、スピーカーの傾きとしました。

3Dスブリクトに切り替えます。


ここの赤枠の部分です。

IF den=1 THEN

ROTX    5

ENDIF

この意味は、
もし “den”チェックあり (無しだと0, 有りだと1の数値が帰ってきます。)だと、

“ROTX       5” ・・・X軸を5度回転させなさい。

“ENDIF” IF・・・文の終わりです。

という意味です。めっちゃ、簡単です。。。

では、変数のチェックをいれて3Dで確認してみます。

傾きましたね。

ここまでは簡単ですね。

IFは、パラメーターの中でそういった条件で制御できますのでいろいろな使い方ができると思います。
次は、もう少し凝った使い方をご紹介いたします。

 

2013年7月26日金曜日

Archicad -スケッチアップのデータの利用方法

スケッチアップのデータっていろいろな重機や車両などがあって使いたいなぁということがあります。

使用しようかなとダウンロードさせていただいて取り込んでみるとそのままでは使えないことがありますね。

でも、たとえばこんな風に二台がくっついちゃっていたりしているときがありますよね。






 Archicad内で編集ができないやぁとあきらめている貴方っ!!できますよ。編集が。
といってもバラしてくっつけるだけですが。。。。。(^.^)

では、やってみます。


Archicad内にスケッチアップのデータを取り込みます。
アドオンマネージャーでSketchUP入出力があるかどうか確認してくださいね。



次に取り込んだスケッチアップの重機を選択して、右クリックです。




メニューが出てきますので、選択内容をモルフに変換です。
ちょっと、しばしお待ちください。。。変換しております。

終わりましたら、再度選択してみましょう。何やら様子が変わっていますよね。
F5でパースにしてみました。



モルフにすることで、ポリゴンをすべてバラバラの単体のモルフに変換しました。

でもバラバラなので、これをくっつけなきゃなりません。

くっつけ方は、2通りです。

1つは、オブジェクトに登録しちゃう方法。

もう1つは、グループ化です。

オブジェクト登録は、平行投影→3D投影の設定→上面図、 編集→全てを選択、
ファイル→ライブラリとオブジェクト→選択内容に名前を付けて保存でしたね。

何度もブログで紹介しています。

グループ化は、対象を選択して、編集→グループ化 ですよ。

ちょっと、見てみます。





左がグループ化としたもの、右がオブジェクト登録したものです。



パースで確認しましたが、問題なしですね。

これで使用できるようになりました。


ひとつ気を付けていただきたいのは、スケッチアップのデータの利用は、利用するに当たり条件があったりしますので、利用させていただくサイトやHPにある内容をよく読んでから利用するようにしましょう。事前に許可が必要なデータもありますので、ルールにのっとって使用してくださいね。




2013年7月25日木曜日

ArchiCAD 不要なオブジェクトの整理方法

不要なオブジェクトの整理方法をご紹介します。

例えば、AutoCADで作図したDWGデータをArchiCADに取込んだ(結合※1)場合、AutoCAD上でブロックとして作図されていたものは、ArchiCADではオブジェクトとして取り込まれます(※2)。

※1注:「ファイル→ファイル特殊→結合」による取込みを示します
※2注:結合時の設定にもよります


この結合を繰り返して行なった場合などに多数のオブジェクトが増えてしまうことがあります

下図のような状態です。
埋め込みライブラリに、DWGデータのブロックだったものがオブジェクトとして大量に取り込まれた状態です。



この中には、当然使用しないオブジェクトも多数存在しているので、使用していないものは削除して整理したいですね。。。
そんな時に私は、以下の方法で整理しています!


1.ライブラリマネージャーを開きます。

 
 
 
2.埋め込みライブラリ内のオブジェクトを全て選択し、「め込みサブツリーをローカルフォルダへエクスポート」のアイコンを選択します(画面右下の左から2つ目のアイコンです)




下図の画面が開きますので、保存先を指定して、OKを選択します
(この時、新規にフォルダーを作成して、そこに保存するとわかりやすいです)

 
 
3.先程選択して保存したオブジェクトを再度全て選択して、全て削除します(右下の左から4つ目のアイコンで削除します)
 

 
 
 
4.ライブラリマネージャー上部の「追加」ボタンを選択します

 
 
5.『2』でエクスポートして保存したフォルダを選択します

 
 
「リンクされたライブラリ」にオブジェクトが追加されます(全埋め込みオブジェクトというフォルダ)
 
ここまでできたら、ライブラリマネージャーはOKして、閉じます

 
 
6.ファイル→名前を付けて保存を選択し、このデータを「pla」形式データで保存します
※pla形式データで保存することがポイントです
 
 



7.保存した「pla」形式データ開きます
開くと下図のような「アーカイブプロジェクトを開く」画面が出てきます




8.要素をフォルダへ抽出」選択して、抽出ボタンを押します

 
 
下図の画面が出てきたらOKします

 
 
※ここまでできたら、このpla形式データは使わないので、閉じてもOKです
 
 
 
9.ここで、『2』でエクスポートして保存したフォルダと、『8』で抽出して保存したフォルダを開いて比べてみます
 
 左が『2』で保存したフォルダ、右が『8』で保存したフォルダです

フォルダ画面の左下のフォルダ内のオブジェクトデータの個数を確認してみてください
2』で保存したフォルダの約1500個のデータが、『8』で保存したフォルダでは約200個まで減っています



これは、使用されているオブジェクトのみ残って使用されていないオブジェクト削除されたことを示します


pla形式データで保存すると、「リンクされたライブラリ」内のオブジェクトについては、使用しているオブジェクトのみ抽出されたデータになるということです





10.最初のデータに戻り、再度ライブラリマネージャーを開き、「リンクされたライブラリ」内の『4』で追加したフォルダを削除します




11.ライブラリマネージャー上部の「追加」ボタンを選択し、『8』で抽出して保存したフォルダを選択して追加します

 
 
 
これで、使用しているオブジェクトのみになりました!
不要だったオブジェクトは削除されたデータになります!

 
 
少し面倒な作業ですが、不要なオブジェクトを一括で削除するには有効な方法だと思います!
 
データ容量の軽減にもなります!
 
ご活用ください! 
 
 
Takayuki.H
 

2013年7月24日水曜日

Revit ファミリの設定を変える

 
ドアのファミリは扉が閉まった状態になっていますが、ちょっと設定を加えて
扉が開いた状態にもできるようにしてみましょう。
 
 
扉のオフジェクトを選択して、ファミリを編集を選択します。

プロジェクトブラウザの参照レベルで平面図を表示します。

扉とレバーハンドルを選択します。

 
回転コマンドを選択しコピーにチェックを入れます。
 
 

 扉のコーナー部(丁番のところ)に回転の基点にして90度回転させます。


3Dで確認するとこんな感じです。


 扉の状態を設定するために、ファミリタイプを選択します。


パラメータの追加を選択します。

パラメータデータの
名前を扉開に、
パラメータタイプをはい/いいえ
パラメータグループをラフィックスにして
インスタンスにチェックを入れてOKを選択します。
 
 
扉開が追加されました。
同様に扉閉を追加します。

パラメータが追加できたら、モデルとパラメータの設定を関連付けます。
開いている扉とレバーハンドルを選択して

プロパティの表示欄の右にある四角いボタンをクリックします。


ファミリパラメータの関連付けのダイアログが出るので、
扉開を選択しOKを選択します。
 
先程の四角いボタンに横線が入りました。
この横線が関連付けられた印です。
同様に扉閉の設定も関連付けをします。
 
 
設定が済んだら、プロジェクトにロードを選択します。
 
 
ロードされた扉を選択してプロパティグラフィックス欄
扉開にチェックを入れて、扉閉のチェックを外してみると、
こうなります。
 
逆に、扉開にチェックを外して、扉閉のチェックを入れると
こうなります。
 
このように、既存のファミリにちょっと設定を加えるだけで
いつもと違った振る舞いをさせることが出来ますので、試してみて下さい。
 
by shoichi.I