SolibriでPDFを取り込むことが出来ますが、色分をしたPDFを取り込むと
チェックする時にSolibriの画面だけで済むので良いですよ!
事前に図面を色分けしてからモデル作成することが多いので、
モデルに色分図を重ねて確認したいと思ってやりました。
確かにRevitでも可能、と思いますが、
Solibriだとすぐにモデルを色分け、選択したグループだけを表示、
が出来ますので、格段に違うなと思っています!
FH
SolibriでPDFを取り込むことが出来ますが、色分をしたPDFを取り込むと
チェックする時にSolibriの画面だけで済むので良いですよ!
事前に図面を色分けしてからモデル作成することが多いので、
モデルに色分図を重ねて確認したいと思ってやりました。
確かにRevitでも可能、と思いますが、
Solibriだとすぐにモデルを色分け、選択したグループだけを表示、
が出来ますので、格段に違うなと思っています!
FH
Solibriの「分類」でも色分表示ができますが、色はひとつずつ手動で
指定しないといけないので、「分類」での色分はあまりやっていませんでした。。。
しかし、「分類」で選別したものを「情報の取り出し」で色分をすることができますよ!
色分けに限らず、「分類」である程度要素を選別したのち、
「情報の取り出し」で「分類」を取り出す、という使い方が効率的だと分かりました!
「分類」⇒「情報の取り出し」、がSolibri活用のポイントです!
FH
SolibriでRevitモデルタイプのチェックを「分類」で行うと効率的でした!
Excelにてタイプの数値をチェックしておけば、Solibriに取り込むだけです!
Excel通りの設定であれば「分類」されます。
Excelとは違う設定になっているものは、「未分類」に分けられますので、
「未分類」のものだけをチェックすれば良いので楽で安心です!
肝心なのは、事前にExcelを作成・チェック、ということですが、
ExcelでのチェックであればRevitに不慣れな方でも出来ますので
作業分担するにも良いですよ!
FH
ここのところ、アリーナの案件に携わる機会が続けてあり、その中で共通した問題点が
ありましたので紹介したいと思います。
3案件であった問題点は、
『アリーナ観客席のコーナー部の下階で斜め梁が想定より低い』
と言うことでした。
もともと観客席は段床になっていますので、下階は天井の高さが十分には確保するのが
難しい構造です。直線部分の断面図では天井高さを検討されていますが、コーナー部は
もともと段床で鉛直方向に斜めにかかっている梁がさらに平面的にも斜めに取り合うため
梁底レベルが押さえにくくなり、2Dの矩計図では正確な梁の高さを表現することが
むつかしくなってしまいます。そうなると、天井から梁が出てしまう、梁が頭上ギリギリ
といった問題が起きてしまいます。
早期にBIMモデリングが出来ると問題点を早い段階で発見できるのですが、
『アリーナという案件は、観客席コーナー部の下階天井高さに注意が必要』
ということを頭に入れておくと良いと思います。
T.F
先日のブログ
セグメント修正時の注意点
(http://sherpa-net.blogspot.com/2021/06/archicad_01100798393.html)
で、セグメントを入力した梁について
修正し忘れがないように注意が必要!
と、ご紹介させていただきましたが、
セグメントを入力した梁も
ちゃんと忘れず修正できるように、、
何かないかなと、、、
【検索ツール】
が使えると思ったのでご紹介です!
どの梁にセグメントをいくつ入力したかまで
建物の規模が大きくなると、
覚えていられませんよね。。。
【検索ツール】で条件項目に
【形状】から【セグメント数】を追加します。
セグメント数が2の梁を検索し、
該当する梁が選択状態となるので、
ここで修正を一括でかけていけばフカシ変更などの修正し忘れを
防げるのではないかと思います。
どの梁にセグメントを入力したか
見つけたいという時は、セグメント数「2以上」で
設定してあげると良いかもしれませんね。
他にも良い方法があるかもしれませんが
よかったら試してみてください♪
YS
Bluebeamを使ってPDF上で面積の測定をしていたのですが、
図面が変更になったりして、「ページの置き換え」などを何回かしていたら
あるとき、
面積を移動すると0になってしまう‥‥なぜ‥
ということがありました。
ちょっと困ったので、そんなときの対処方法をご紹介します。
方法は、「ツール」>「測定」>「較正」で
再度、較正をし直す!
です。
これをやって、面積が0ではなくなっていればOKです!
が、
直らなかったとき
再度、較正をし直し、単位を mm → m に変えてみてください。
(私の場合、これで直りました)
セグメントを入力した梁も含め、
一部、梁のフカシ厚が変更となったので
フカシの修正が必要な梁を選択して、
一括で変更しようとしました。右フカシを20mmから40mmへ変更しましたが、、、
変更後、よく見ると、、???
セグメントを入力した梁は、フカシが変更されて
いない部分が。。
セグメントを入力した梁は、
1つ目の梁(接続部よりも前の梁)しか変更できていませんでした。
(セグメント入力梁、、、個別での修正が必要なのか。。。)
フカシ修正時には、
セグメントを入力している梁の修正し忘れに
よくよく注意してくださいね☆
YS
梁ツールでセグメントを入力するときの注意点について
以前も紹介させていただきましたが
(2021/01/25_ArchiCAD セグメント入力時の注意点
http://sherpa-net.blogspot.com/2021/01/archicad.html)
セグメント接続位置を変更するときについてあらためて☆
以前のブログの通り、
無意識に、こっちのアイコンを選択し、
操作してしまうと、、、要素がきれてしまうため注意です!
セグメント接続位置の変更のときには注意して、
こちらを選択です!
このアイコンさえ選択すれば、感覚的に簡単に[セグメント接続位置]を
変更することができます。
また、編集モードを選択したときも
同様に、 このアイコンを選択で、セグメント接続位置の変更が可能です!
もちろん梁の設定からも
セグメント接続位置を変更できますが、
時と場合で、やりやすいやり方で進めてみてください。
くれぐれも、どのアイコンが選択されているか
注意してみてくださいね☆
YS
以前ArchiCADでBIM総合図を作成したことはありましたが、
病院のプロジェクトが続いたこともありRevitでも取り組んでみました。
2Dの場合だと平面詳細図に電気・設備のプロットがのったものになりますが、
BIMの場合は内装モデルにコンセントや照明器具等を配置していきました。
プロットとして配置していくものは面付きファミリで作成し、
さらに注釈ファミリをネストして2Dビューでも記号が出るようなファミリになっています。
内装モデルには家具や備品等も入力してあり、BIM総合図として見るときは透過にして、
プロットは逆に強調表示させます。
Revitだとビューごとの設定が柔軟なので、
ファミリカテゴリを適切に分けておけばこういった表現も簡単にできますね。
2Dで見た場合はこのような表現になります。
BIMでプロットを置いていくにも平面上の位置と高さ関係の入力があるため、
全範囲作成するとなるとかなり時間を要します。。。
病室各タイプと診察・検査部門など範囲を絞って作成すると有効ではないでしょうか。
3Dで立ち上げることにより事前に干渉箇所を洗い出せたり、
ウォークスルーで実際のユーザーに確認してもらうこともできます。
また、現場でモデルを見られる環境があれば、施工チェックにも使えそうですね。
TM
Revitで内観パースと鳥瞰パースを作成するときのコツです。
外観パースは光の当たり方等あまり気にしなくて良いため、割と簡単にできるのですが、
内観はちょっとコツが要るためTipsをまとめてみました。
まずは内観パースからです。
平面ビューでパースで見たい場所にカメラを配置し、3Dビュー(パースビュー)を確認します。
アングルや奥行きは平面ビューのカメラで調整します。
※カメラを表示させるには、作成された3Dビューを右クリックして「カメラを表示」させるか、3Dビューのトリミング領域を選択した状態で平面ビューを開くと表示できますよ。
カメラの高さは実際の目線と同じくらいの高さとなるようプロパティから調整します。
※高さは基準点からの高さなので、地下や上階のパースを作成する場合は、目線の高さを計算する必要があります。
最後にカメラのレンダリングの設定から太陽の方位角を調整して完了です。
キレイなパースを作成しようと思うと、ちゃんとマテリアルが明るく見えるポイントを探すのに結構な手間がかかります。
あらかじめ方位角の違うビューテンを何パターンか用意しておくと良いと思います。
続いて鳥瞰パースを作るときのコツです。
鳥瞰パースは直接3Dビューで作業します。
まずパースで表示したい範囲とアングルにビューを調整し、ビューをトリミングにチェックを入れます。
トリミング領域を動かして適当な位置に決め、トリミングサイズを調整します。
同じサイズのパース画像を出力する場合は、あらかじめサイズを決めておくと良いですね。
最後にレンダリングの設定から太陽の方位角と高度を調整して完成です。
高度を0 度付近にしておくと、光源が真正面に来るので明るく見やすくなります。
TM
立体文字を使ってサインのファミリを作る方法です。
病院など不特定多数の人が使う建物をBIMで作成する際、
サインを入れてみてちゃんと目的の場所にたどり着けるか、
サインの色・文字の大きさは分かりやすいか、
サインが不足していないか/逆に不要ではないか等確認することがあります。
主にメインとなる廊下や通路で作成する場合が多いです。
サインは壁に付くことが多いので面付きのファミリテンプレート等を使うと良いと思います。
まずはファミリを新規作成で編集画面を開いてみると、立体文字というものがあります。
適当にサンプルとなる文字を入れて、面に配置します。
(今回は面付きのファミリテンプレートを使用します。)
日本語と英語の文字を配置してみました。
文字フォントはタイププロパティで変更できるので、デザインに近いものを選択します。
また、文字サイズもここから変更できます。
ただし、実際の文字サイズがタイププロパティのサイズと同じとは限らないので、平面図ビューなどで測ってみることをおすすめします。
(サイズが65でも実際は90mm程度になっていたりすると見え方が変わってきてしまいます。)
次にインスタンスパラメータを見てみましょう。
文字なので位置合わせを気にしておくと、配置するときに合わせやすいです。
配置場所によって左合わせ、中央合わせ、右合わせというパターンが選択できます。
位置合わせはプロジェクト側で変更できないため、パターンごとにファミリを作成すると良いと思います。
文字とマテリアルは上のキャプチャだとグレーアウトしていますが、
このパラメータはプロジェクト側で変更できるように関連付けをしています。
室名となる文字は配置場所によってことなるためインスタンスパラメータ、
サインの色となるマテリアルは同じと思われるためタイプパラメータとしました。
パラメータの性質によってインスタンスにするのか、タイプにするのか選択すると良いと思います。
TM
鋼製建具(SD)製作図確認で覚えたことがありました。
扉H寸法が大きい扉の場合、中間でもしっかり扉固定をするために
建具金物の「ミッドロック」を利用すると良いそうです。
メーカーに確認したところ、H=3000を超える場合は
上部ミッドロックを検討すると良いことを教えてもらいました。
今回、電気室の外部扉で
W=3000
H=3500
で寸法の大きい両開き戸です。
製作図の段階でミッドロック金物を追記、設計確認をして
採用することができました。
内部鋼製建具の取付下地は通常、軽量鉄骨壁下地開口補強材へ
取付けになります。今回建物は階高があり、軽量鉄骨壁下地の
支点間距離が4.8m(LGS100は支点間距離5m以下)になることから
内部鋼製建具の取付下地を鉄骨下地で計画しました。
今回はRevitのファミリを作成する上で注意した方が良いことをご紹介します!
Revitのファミリなどでパラメータを計算式など使用して様々なコントロールをすることができます。
計算式で使用する「+」や「-」「/」「( )」はパラメータ名に使用しないようにしましょう!
例えばパラメータ名に「( )」を使用している場合、式にパラメータ名を入力すると
画像のような警告が出て式に使用できません。
これを回避する方法として「[ ]」(ブラケット)で囲めば式に使用することができます!
ファミリパラメータであればパラメータの名前を変えても解決できますが、
共有パラメータだとそうはいきません。
他の人がファミリを編集するときに困らないためにも
上記のことを考慮してパラメータ名を選定しましょう!
NF