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2018年12月6日木曜日

Grasshopper ArchiCAD22 Live Connection CW

ArchiCAD22の新しいカーテンウォールの登場に伴い、GrasshopperとのLive Connectionのコンポーネントも新しくなりました。そこで今回は、Grasshopperで作成した形状をArchiCADのカーテンウォールに反映させる方法を紹介します。

Grasshopperで以下のような形状をサンプルとして作成します。



必要な形状データは、境界の形状と、境界を分割する線、パネルの中心点、CWの外側を判定する点の4種類なので、それぞれ用意します。


ここでLiveConnectionのコンポーネント「Curtain Wall Boundary Custom」を置き、用意した形状をそれぞれ繋ぎます。


その際コンポーネントを右クリックして「Check Panel Region」のチェックを外してください。


次にCWの設定に関するコンポーネントをつなぎます。
フレームの設定は「CW Frame Setting」コンポーネントで、パネルの設定は「CW Panel Setting」コンポーネントで行い、それぞれつなぎます。


あとは、Settingを各フレームやパネルに反映させるため、Frame ClassとPanel Classにフレームとパネルの数だけ設定の番号を入力します。



この番号は各Settingに入力を行うと自動で追加され、Frame ClassやPanelClassにマウスを置くとどの番号が割り当てられたか確認できます。
ここではパネルを3種類用意したので、1~3のランダムな数値を入力しています。


これで準備は完了です。
ArchiCADとシンクするとこのようにカーテンウォールができました!!


このLiveConnectionによってより簡単に様々な表現のカーテンウォールが作れるようになったので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。


R.O

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