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2023年5月31日水曜日

ボルトを挿す時のちょっとした気遣い

  屋外の工作物や看板等で露出しているボルト等があります。下画像の様にアングルとボルトで構成されている場合、ちょっとした気遣いでボルトの品質を保つ事が可能です。

それは「ボルトの挿す方向を逆にする」というものです。

 この場合アングルの外側にネジ部分がでて雨ざらしになっており、これだと雨が降った場合にネジ部分の錆が早くに発生しやすいのでアングルの下にネジ部がくる様にするとボルトの品質保持に寄与することになります。もちろん納まりや外観上の問題でそうできない事もあるとは思いますが、そうでなければこの様なちょっとした気遣いは行っていった方が良いでしょう。




T.S

2023年5月30日火曜日

駐車場と植栽の位置関係

  駐車場(駐車スペース)の後ろ側に植栽を配置する場合があります。

計画をする際に気を付けたい事のひとつに「どの様なクルマを想定するか」があります。

 普通自動車がメインであれば問題ないのですが、工場等のトラック等がメインの場合、タイヤより後ろの部分(リアオーバーハング)が長いため後ろの植栽に荷台部分が接触してしまう場合があるので植栽を駐車スペースの後ろに計画しない、駐車スペースと距離をとる等の計画が必要です。


T.S

2023年5月29日月曜日

Bricscad レイヤー名の優先順位

  タイトルにあるBricscadに限らずですが、各会社によってレイヤールールが存在しています。

このレイヤールールに則って自分の作業をする際、レイヤー名をスクロールして探すのに手間がかかったりします。

そこで自分がしたい作業時のみレイヤー名の頭に[_](アンダーバー)を付与させレイヤー一覧の上位に表示させる事で作業効率をあげます。

自分のした作業が終了したら[_](アンダーバー)を外せばレイヤールールを守った上で作業効率をあげる事が可能です。


基礎というレイヤーを上にするため


[_](アンダーバー)をつけます



T.S

2023年5月26日金曜日

Revit 断面図でレベル線を表示

下図の様に作成範囲から離れた箇所で断面を切り、作成したファミリの確認をしようと、断面ビューを確認してみると、レベル線が表示されないことがありました。


調べてみると、断面ビューでは断面位置レベル線交差していないとレベル線は表示されないようで、立面図でレベルの範囲を確認すると、下図の様に断面位置レベル線交差していませんでした。


基準線を選択して、丸の表示をクリック、断面位置交差する様に伸ばしたらOKです。


断面ビューを確認してみると、表示することができました。


初歩的な内容ですが、私自身が「どうやるんだっけ?」となってしまったので、今回紹介させていただきました。


TT

2023年5月25日木曜日

Revit24の新機能_改訂雲マークの集計表作成

 先日リリースされたRevit2024で追加された新機能の紹介をしたいと思います。

今回は『改訂雲マークの集計表作成』についてです。


Revit2024から雲マークを集計表で表示できるようになりました。


作成方法は、[表示]→[集計]→[集計表/数量]を選択し、[新しい集計表]ウィンドウを開きます。


カテゴリ内に【改訂雲マーク】があるので、それを選択し任意で名前等を入力して次に進みます。


後は[集計表プロパティ]で通常の集計表の様に編集すれば完成です。



~完成~


雲マークの集計表を作成する事で管理がしやすくなりましたね。

コメントも残しておけばWチェックなどする際には、見やすくなり伝達漏れも防げそうですね。


集計表とモデルを表示


ぜひお試しください。


J.N

2023年5月24日水曜日

Revit24の新機能_ユーザインタフェース(UI)の【暗】テーマ

先日リリースされたRevit2024で追加された新機能の紹介をしたいと思います。

今回は『ユーザインタフェース(UI)の【暗】テーマ』についてです。


Revit2024から下図の様にユーザインタフェースを【暗】テーマ(背景を黒く)にすることが出来るようになったそうです。

AutoCADみたいですね


設定方法は[ファイル]→[オプション]でオプションのウィンドウを開きます。


[色]→[UIのアクティブなテーマ]を【システム設定を使用】から【暗】にしてOKです。


作図領域の色を変えることは以前からできましたが、周りのユーザインタフェースも合わせて変えることが出来るようになりました。


同じオプションウィンドウで、ユーザインタフェースと作図領域を別々にすることもできます。

自分好みにカスタムしてみてください


ぜひお試しください。


J.N

2023年5月23日火曜日

Revit24の新機能_プロジェクトブラウザで検索

先日リリースされたRevit2024で追加された新機能の紹介をしたいと思います。

今回は『プロジェクトブラウザの検索機能』についてです。


プロジェクトブラウザの検索機能は以前からありましたが、なんとなく使いづらかったですよね、、

以前までの検索


Revit2024からは検索欄が上部にあり、文字を入力すると自動で検索が開始してソートをかけてくれるようになりました!


また以前までは検索したら他の動作ができませんでしたが、

検索かけた状態が保ったまま作業ができるのでより使いやすくなりましたね。



ぜひお試しください。


J.N


2023年5月22日月曜日

Revit2024の新機能紹介

 先日Revit2024が新たにリリースされましたね。

気になったので早速インストールしてみました。


今回はRevit2024で追加された新機能の紹介をしたいと思いますが、まずは見た目から。


全体的に文字の感じやツールのアイコンが少し変化してるように見えます。


リボンとクイックアクセスツールバー

ビューコントロールバー

プロジェクトブラウザ

個人的に文字の見え方とは以前までの方が見やすいと感じましたが、
慣れたら特に問題ないかと思います。

次回からは新しく追加された新機能を試してみます!


J.N

2023年5月19日金曜日

REVIT_施工ステップ図作成-⑤

前回の「REVIT_施工ステップ図作成‐③」の続きで、今回はワークセットを使ったステップ図について、メリットデメリットを紹介します。

■メリット

細かいステップ表現をした場合、ワークセットの新規作成で済む。

ワークセットを新規作成は、フィルタの設定ほどの手間はありません。

修正する場合のビューテンプレート設定の手間が少ない。

例えば、ステップ2と3の間にもう一つステップの追加が必要になり、修正する場合、その分のワークセットを作成すれば全てのビューテンプレート内のワークセット設定に作成したワークセットは自動で追加されているので、フィルタのように手動で全てのビューテンプレートに追加するという手間が必要ありません。


■デメリット

①要素をワークセットに割り当てる手間が必要。

各要素を各ワークセットに割り当てる必要があるため、要素を選択してワークセットを設定するという手間があります。

要素の数が多いと選択する大変さがあります。

(要素を選択する方法は様々なアドインを使うことで、要領よく選択する方法もありますのでこのデメリットはある程度解消できる場合もあります)

②ステップの対象要素の色を上書きして、強調表示できない

ビューテンプレートのワークセット設定では表示非表示の設定しかできないため、ワークセットの要素の色を上書きすることはできません。

色を上書きして、強調表示したい場合は、フィルタを使用するしかないと思われます。

上記のメリットデメリット以外にもあるかもしれませんが、上記内容を考慮の上、作成方法をよく検討する必要はあると思います。

Takayuki.H

2023年5月18日木曜日

REVIT_施工ステップ図作成-④

前回の「REVIT_施工ステップ図作成‐②」の続きで、今回はフィルタを使ったステップ図について、メリットデメリットを紹介します。

■メリット

フロアごとのステップ表現でよければ、フィルタの設定は簡単にできる。

下図のように柱であれば基準レベルでフロア全部の柱をフィルタ出来るので、要素の個数が多くても設定が容易です。

柱以外の他の要素も基本参照レベル等でフィルタが可能です。


②ステップの対象要素の色を上書きして、強調表示できる。

ビューテンプレートの「表示/グラフィックスの上書き」のフィルタの設定で対象要素の色を上書きして、分かりやすいステップ図を作成できます。


■デメリット

細かいステップ表現をした場合、フィルタの設定が大変。

細かくなればなるほど、フィルタの数も多くなるためフィルタの設定手間が増えます。

修正する場合のフィルタ追加の手間。

例えば、ステップ2と3の間にもう一つステップの追加が必要になり、修正する場合、その分のフィルタ作成と全てのビューテンプレート内のフィルタ設定に作成したフィルタを追加しなければなりません。

ステップの数が多ければ多いほど、この手間が増えます。


上記のメリットデメリット以外にもあるかもしれませんが、上記内容を考慮の上、作成方法をよく検討する必要はあると思います。

Takayuki.H

2023年5月17日水曜日

REVIT_施工ステップ図作成-③

前回の「REVIT_施工ステップ図作成‐②」の続きで、今回はワークセットを使ったステップ図作成について、設定方法をもう少し詳しく紹介します。

例えば、ステップ1のステップを表現させたい場合、あらかじめワークセットの設定画面で「ステップ-1」「ステップ-2」…とワークセットを新規作成しておきます。


次に、ステップ1で表示させたい柱を選択して、プロパティ内のワークセットを上記で作成した「ステップ-1」に設定します。

もう少し、細かいステップ図を作成したいとなると、ステップ1-1、1-2…等、更に新規作成して、それぞれの柱に割り当てることで、細かいステップ図が作成できます。

要は、ワークセットをレイヤー代わりに使うということです。


他の要素も同様に各ワークセットに割り当てて、ビューテンプレート設定のワークセットで表示非表示を設定することで、ステップ図が作成できます。


次回は、フィルタを使ったステップ図のメリットデメリットについて紹介します。

Takayuki.H

2023年5月16日火曜日

REVIT_施工ステップ図作成-②

前回の「REVIT_施工ステップ図作成‐①」の続きで、今回はフィルタを使ったステップ図作成について、フィルタの設定方法をもう少し詳しく紹介します。

例えば、のフィルタですが、単純にフロアごとの柱でフィルタするには下記画像のような設定でできます。


もう少し、細かいステップ図を作成したいとなると、の場合は通り芯位置でフィルタできますので、下図のように「配置通芯」の設定を加えて配置位置ごとにステップを作成できます。

ビューテンプレートの設定で、通芯位置による柱フィルタを追加して、表示非表示設定で細かくステップ図を作成できます。


柱以外の要素の場合は、通芯位置でフィルタできませんので、例えばすべての要素で共通するインスタンスプロパティの「コメント」に情報を追加して、フィルタ設定を行なうことで、細かいステップ図を作成することができます。

下図は梁のインスタンスプロパティのコメントに情報を追加した場合のフィルタ規則です。

次回は、ワークセットを使ったステップ図の方法について紹介します。

Takayuki.H

2023年5月15日月曜日

REVIT_施工ステップ図作成-①

REVITを使って施工ステップ図を作成したい場合、色々と方法はあると思われますが、今回は下記の2パターンの方法を紹介します。

フィルタを使ったステップ図

ワークセットを使ったステップ図


フィルタを使ったステップ図は、柱・梁など要素ごとにフィルタを作成して、ビューテンプレートで表示非表示を設定してステップ図を作成する方法です。


ワークセットを使ったステップ図は、各要素にワークセットを割り当てて、ワークセットをレイヤーのように使ってワークセットの表示非表示を設定してステップ図を作成する方法です。


簡単なステップ図であればどちらも同じような手間でできると思われます。


次回、それぞれの作成方法について、もう少し詳細な説明を行なっていきます。


Takayuki.H

2023年5月12日金曜日

注意看板 多言語化

建設現場では危険が伴う作業が多いので注意喚起看板の設置が必要不可欠です。

 

普段は日本語表記の看板を掲示しますが外国人労働者の方も働いていらっしゃるので

日本語表記以外も対応していかなければいけません。

 

英語や中国語はもちろん,ベトナム語やフィリピン語などの言語を用意しておく

必要があります。

 

いろいろな言語を揃えるのは大変ですが労働者の方に注意を知らせる為には

大切なことだと思います。

 

 

 
 

D.I

2023年5月11日木曜日

石綿含有建材事前調査者

 

表の通り,令和5101日着工の工事から石綿含有建材調査者が事前調査を行う必要があります。

対象となる工事は改修工事や解体工事を施工する場合です。

 

調査結果を労働基準監督署や都道府県等に対して報告することが義務付けられます。

ただし以下の工事のみ対象となります。

 

パソコン・スマホからでも24時間報告できるようなのでうまく活用するといいかもです。

(厚生労働省の資料から一部抜粋)

 

D.I

2023年5月10日水曜日

建設キャリアアップシステムの導入

 前述の通り建設業の担い手不足が問題視されていますが

それに対して技能者の処遇改善を目的とするシステムが導入されています。

 

それは「建設キャリアアップシステム(CCUS)」というもので,建設団体と国交省が連携して運用しているシステムになります。

 

 

建設キャリアアップシステムとは

 

・職人の適正な評価と給与の引上げ

・職人を育てる企業が評価され,受注機会が確保される環境整備

 

を目標に国と業界が一体となって推進しているシステムとなります。

 

(一般財団法人 建設業振興基金のリーフレットから一部抜粋)


 当現場ではCCUSと顔認証入退システムを取り入れ,作業員の就業履歴を管理しています。

 


D.I