ページ

2018年12月20日木曜日

塩害(発錆)対策

海岸沿いの建物において、塩害対策は避けて通れない道です。
特に金属工事に関するものは発錆を抑制する検討が必要です。
海岸に面する部分や風向きによって、塩分が建物の各面に付着する量は変わります。
(例えば海岸に面する部分の塩分付着量が多いのは解ると思いますが、その他の面でも季節風の風向きにより塩分付着量が多かったり少なかったりする場合もあります。)

この現象を考えると「塩分付着量が少ない面に金属物を配置すれば、発錆のリスクが少なくなる」という事が言えます。

例えば屋上に設けられた設備スペースへのタラップ等を海岸沿いではなく、海岸沿いと反対方向に設ける。建物の出隅部にある竪樋(樋金物)を季節風が当たらない場所に設ける等です。

これらの事を検討できれば、建物の発錆リスクを抑える事が可能です。

この様なタラップの設置面を検討すれば発錆のリスクが抑えられます。

T.S

0 件のコメント:

コメントを投稿