ページ

2015年8月31日月曜日

ArchiCAD 鉄骨建方ステップ図を簡易表現

鉄骨建方計画の検討段階ではできるだけ時間を掛けずに
モデリングして確認作業をしたいですよね。

今までは設計図の鉄骨部材を読み取ってこんな感じで
モデリングを始めていましたが

















リアルな表現が特に必要なければ、箱形状のユニットで
モデリングするのも良いかもしれません。















こんな感じです。















建方の方向矢印をオブジェクトで作ってみました。















これでも十分に計画・検討ができるのではないでしょうか?















中に配置する物も遮られるものがないので
よ~く見せることが出来ますよ!

by MK










2015年8月28日金曜日

ArchiCAD  IFCトランスレータ設定をロックする方法


 

せっかく設定したIFCトランスレータなのに、間違って変更してしまって
台無しになったことはありませんか?

今回はIFCトランスレータ設定をロックする方法の紹介です。

 

IFC変換設定」を開き、ロック掛けたい設定を選択します。
「位置」の箇所に、その設定ファイルが保存されているパスが表示されています。


そのパスの箇所のXMLファイルをダブルクリックで開きます。

下図のように、

 <Locked value=”0”/>
 
の「0」を「1」に変えて上書き保存します。



これで、もう一度「IFC変換設定」を開き、同じ設定を見てみると、、、



左側にロックが掛かっているマークが表示されますね!!

これで間違って設定を触ることがなくなります!!

 

FH

 

2015年8月27日木曜日

J-BIM施工図CAD 増打の出隅処理


J-BIM施工図CADRC躯体図を作成する際のポイントです。




①のような下絵を元に柱モデルを作図するのに当って、柱の2面に対して
増打がある場合に入力方法によって出隅の処理の結果が変わってきます。



②は「増し打ち」で入力⇒一括処理⇒柱壁包絡処理の結果です。






③は「フカシ」で入力⇒一括処理⇒出柱壁包絡処理の結果です。







 「増し打ち」だと出隅の処理がうまい具合に行かないんですね。


鉄筋コンクリート配筋詳細図などでは70200の増打は補強が必要となるので

配筋詳細設定が出来る「増し打ち」としたいところですが視覚的な処理がうまく
行かないのでそれを優先する場合は「フカシ」で入力することで対応可能です。

KN

2015年8月26日水曜日

ArchiCAD 笠木の簡易な入力(2D一般図に展開する場合)

笠木の入力方法は、断面形状を作成して、梁または壁ツールで入力する
というのが一般的(?)と思われますが、
その入力方法だと、平面図表記では下部にあるパラペットの見えがかりで 
不要な線が見えてしまうことがあります。


















そこで、それらの手間を省くため、スラブツールで入力し、 
白の表面塗りつぶしを設定することで、 
下部にあるパラペット見えがかり線などで不要な線が
平面図表記で見えないようにしてみました。






















断面図での表現も1/200程度のならばこの笠木の表現でも特に気になりません


無駄に2D加筆したり、断面形状を作成する手間もなく、
笠木の幅を変更するのも容易なので、一般図作成程度のモデル
ならばこの入力方法でも問題ないと思われます。

Takayuki.H

2015年8月25日火曜日

楽にコンクリートの打込み開始~終了時間までの時間算出を行う方法

コンクリートの打込み開始~終了時間までの時間算出について、
時刻から時間算出を行いますが、1時間以上かかった場合、
1時間を60分に一々換算する必要があるので面倒です。

そこで、エクセルの出番なのですが、
時刻を単純に引き算しても、時間+分表示になります。

時間+分表示のセルに対し別のセルにて下記式

=+HOUR(○○)*60+MINUTE(○○)

を入力すると時間部分が分換算され、
分表示のみにできます!

この式は、コンクリートの打込み開始~終了時間までの時間だけでなく
作業の歩掛を出すときにも使えて便利です。




T.S

2015年8月24日月曜日

ArchiCAD_スラブ to スラブの壁に調整する方法

壁をスラブ to スラブの高さになるように手動で入力していくのは、
少し面倒な作業なので、なかなかきっちりと入力できないことがありますが、

ArchiCAD17以降のバージョンでは、
壁の上下に配置されているスラブに対して高さを自動的に調整してくれる
機能があるので、それを使って簡単に

 スラブ to スラブの壁に調整することができます



①調整する壁を選択して、[編集]の[変形-要素をスラブに調整]を選択します。






























②壁の上下方向それぞれ、調整するスラブの位置を設定し、[OK]で完了。












壁がスラブ to スラブに調整されます
























壁の数量を集計したい時は、
壁の高さがちゃんと入力されていることが重要なので、 
自動的にスラブ to スラブの壁に調整してくれるの便利です


Takayuki.H

2015年8月21日金曜日

ArchiCAD_ゾーンを面積固定したまま形状を変える

建物計画で、部屋の面積を固定したまま形状を変更して検討したい場合などにおいて、
ArchiCADのゾーンの「辺をオフセット-面積固定」機能を使うと便利です。


方法は以下の通りです。

①作図したゾーンを選択した後、ゾーンの辺を選択します。
②ペットパレットから「辺をオフセット-面積固定」を選択して、ゾーンの形状を変更します。





面積は固定のまま、ゾーンの形状が変更できます!


この機能はArchiCAD17以降で使えますが、

ArchiCAD18であれば、隣り合うゾーンを両方選択して、重なっている辺をオフセットすれば、二つのゾーンの面積を固定したまま形状を変えられます。




ただし、矩形しかできないので複雑な建物形状のものは無理なのが残念なところですが。。


Takayuki.H

2015年8月20日木曜日

Rhinocerosでコンクリート型枠加工図への利用


Rhinocerosを使ってArchiCADのモデルからコンクリート型枠加工図
の作成に利用してみました。


方法としては、ArchiCADのモデルを利用してRhinocerosへ取り込み
躯体の展開図を作成して、それをDWGに変換し、加工図として修正加筆
 をして行くというものです。

手順としては、
①ArchiCADで作ったモデルを3Dビュー表示の状態からDWGへ書き出します。
②Rhinocerosを起動し、先程ArchiCADから書き出したDWGを読み込みます。

モデルの中から梁を選んで展開図を作成してみます。

まず、どれか梁を選択します。
③モデルはブロックインスタンスという状態なので、これをメッシュの状態へ変換します。


メニュータブの「標準」から「分解」を選びます。

 これでモデルがメッシュの状態になりました。

④次にメッシュの状態になったモデルを今度はポリサーフェスという状態に変換します。
今の梁をを選択して、メニュータブの「メッシュツール」を選び、
「メッシュからポリサーフェスに変換」の所で「右クリック」をします。
これでモデルがポリサーフェスの状態になりました。






⑤今の梁を選択した状態でメニュータブの「サーフェスツール」から
「可展サーフェスを展開」を選択して画面上部のコマンド欄で展開内容を、「番号=はい」
を選択してEnterキーを押します。



すると画面の0,0,0の基点の所から展開図が作成されます。


⑥次にこの展開図をDWGに書き出します。



⑦書き出されたDWGを開いて加工図とするための修正や加筆を行って行きます。


 このように単純な直方体の形状なら簡単に展開図が描くとこができます。


by shoichi.I





2015年8月19日水曜日

パワーポイントでPDFのリンクを作成する

パワーポイントでマニュアルやプレゼン資料を作成した際、
ページ数が多くなり目的のページまで移動するのが大変な場合があります。

そんな時は、「ハイパーリンク」の機能を使って、各章や項目にリンクを作成すると便利です。

スライドショーの時はもちろん、PDFに変換した場合でも、リンクが作成されます。

今回は、マニュアル作成を例として説明します。

まず準備段階として、作成する書式のパワーポイントのスライドマスターを開き、
項目名となる部分に「マスターレイアウト」の「タイトル」を配置します。



このタイトルに項目名を入力すると自動でスライドのアウトラインに反映されます。




準備はこれだけです。
マニュアル等を作成する初めにこの設定をしておくとリンクを作成する時に役立ちます。

ここから、リンクを作成する手順を説明します。

①リンクを作成する文字やセル、画像を選択して右クリックの「ハイパーリンク」を選択します。




②「リンク先」を「このドキュメント内」にし、リンクしたいスライドのタイトルを選択して
 「OK」をクリックします。


これで、1箇所のリンクが作成できました。
あとは、同様に他のリンクしたい文字等にハイパーリンクを設定します。


③すべてのハイパーリンクの設定が完了したら、
「ファイル」の「保存と送信」-「PDF/XPSドキュメントの作成」-
PDF/XPSの作成」でPDFを作成します。

④作成したPDFを開いてみますと、リンクされている文字等が青文字で下線が引かれています。


このリンクをクリックすることで指定したページに飛ぶことができます。
リンクした文字の色は変更することができますが、下線は消せないようです…

このように簡単にリンクが作成できます!
マニュアルですと、目次の各章や項目にリンクを作成すると便利そうです。
また、各ページに目次にリンクする設定をしておくのもおススメです!

皆さん是非活用してみて下さい!



 NF

2015年8月18日火曜日

PC版取付け調整方法は場所によって使い分ける

PC版の取付け場所によって、2種類の取付方法を採用してみました。

ひとつは一般的な水平部分に取付けるタイプで、馬蹄ライナーによって高さを決めて、

寄りと出入りはダボピンとルーズホールとの隙間で調整する方法です。


もう一つはスロープ部分のように勾配のある所に取付けるタイプで、

寄りはボルトとルーズホールの隙間で調整しますが、高さと出入りはボルトによって

調整する方法です。



いずれの方法も甲乙付け難いですが、取付け場所によって使い分ければ

PC版の取付に手間どることも無く、スムーズに施工出来ます。


K.K




2015年8月17日月曜日

ArchiCAD 座標情報を使って配置する

☆ 座標情報って何ですか?

  モデルを作成中にカーソルの右下のあたりに座標ボックスが 表示されませんか?

  ①表示されない時はツールバーの座標情報を表示にしておいて下さい。



☆ それでは、操作方法を[壁ツール]で試してみます。

  ①クリックして始点と方向を指示します。


   ②例えば、壁の長さを5000にしたい時は、距離を[5000]と入力します。

   [Enter]2回押して確定します。


☆ 決まったところに配置したいな~て思うことがありますよね
  それでは[柱ツール]配置してみます。

  ①基点となる位置にカーソルを合わせます。

  ②例えば、[X,Y]を[3000、2000]の位置に柱を配置したいとします。

   初めに、[X]を押して[3000]と入力して、 次に[Y]を押して[2000]と入力します。
  




  
 ③これも[Enter]を 2回押して確定します。




  出来ました。簡単でしょ。

  移動したい時も思った所に配置出来るので、ぜひ試して下さいね。


  K.K