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2012年6月29日金曜日

ArchiCAD  壁をへこませてニッチを作成する方法

壁をへこませて備え付け飾り棚防火戸のニッチを作成するには、窓ツールの[窓ニッチ]やドアツールの[防火戸ニッチ]を使用すると簡単に作成できます。

以下の手順で出来ます。(ここでは窓ツールを例にします)


窓ツールをダブルクリックして、設定ダイアログを開きます。












[ArchiCAD Library]→[1.4構造]→[壁付属部材]から[窓ニッチ]を選択します。





各寸法・奥行き等を設定して、[OK]を押します。  




通常の窓のように壁に配置します。






ニッチが作成されました。







編集可能ホットスポットを利用して、平面図上で奥行きの編集もできます!









非常に簡単にできますね!

防火戸ニッチも同様に作成できます。
※[防火戸ニッチ]は、ドアツールの[ArchiCAD Library]→[1.2ドア]→[1.2.4防火戸]の中にあります。

ぜひご活用ください!


Takayuki.H 

2012年6月28日木曜日

コミュニケーションツール BIMxをもっと使おう!!

こんにちは。

自称、超ポジティブ人間 sakeです。



最近、設計との打合せで簡単なモデルをつくって

「ここの折上げと間接照明の取り合いおかしくないですか?」

とか

「ルーバーのピッチですが、実際の高さからみるとこんな感じなのでもっと

減らせるんじゃないですか?」

などいろいろ試しています。




そこでBIMxって、ただウォークスルーするだけじゃないので、ちょっと操作方法をいくつか

ご紹介です。



見慣れた画面ですね。

下にキー操作リストがあります。

ここ、けっこう優れものですよ。


たとえば、




」を押してから、モデルを選択すると、要素情報が出てきます。

体積まで出ますよ。


つぎに、














明るさは、レンダリングモードで切り替えて、明るくしたいか暗くしたいか。。。。さらに










陰線処理までできます。 こっちの方が分かりやすかったりもしますよね。







F8」を押すと平行投影に切り替えーもできます。 パースに戻りたいときは、もう一度F8です。



意外とお気に入りなのが、「計測」です。

建物の見え方なんかを実際の立ち位置から見せたいときに自分はよく使ってます。



」を押して、目標にしたい個所へカーソルを持っていくと、何やら矩形のものが。。。。

これが目標面になります。

クリックすると、設定完了!!


グングンさがると距離がでますよ。

これでより、具体的な見え方なんかを想定できますよね。







こんな風に背景を変えたりもできます。

BIMxって、コミュニケーションツールとしては抜群だと思います。


以上、sakeでした。





























































































2012年6月27日水曜日

ArchiCADからArchiFMで部屋面積を「見える化」


ArchiCADでモデリングした「ゾーン」の面積を、

ArchiFMでレポート出力して「見える化」することができます!



ArchiCADのカテゴリゾーン設定で「ゾーンカテゴリ名」「カテゴリコード」を新規作成します。
このとき、不要なゾーンカテゴリは削除するようにしましょう!


ArchiCADのゾーンに「ゾーン名」「ゾーンカテゴリ」「カテゴリコード」「番号」を入力します。



ArchiCADモデルをArchiFMに取り込むと、以下のように対応します。

 
 ArchiCAD      ArchiFM
 ゾーン名     ⇒ 部屋名
 ゾーンカテゴリ ⇒ 部屋カテゴリ
 カテゴリコード  ⇒ コード番号
 番号       ⇒ 部屋番号


ArchiFMの「面積タブ」の「公称面積を自動で計算」にチェックを入れて、「計算による面積の%の公称の部屋面積」を100%にします。


ArchiFMの[メニュー]→[レポート]をクリックします。



⑥[フォルダの作成]をクリックして、「新しいフォルダー」を作成します。
「レポートのアップロード」から「部屋カテゴリ」を選択します。



⑦「部屋カテゴリ」を選択して「選択したレポートを表示」をクリックします。



⑧レポートに表示させるプランを選択します。



⑨プランごとの部屋カテゴリの割合が出力されます。





このレポートは、お好みの形式にカスタマイズすることができます!
出力できるレポートは、他にもたくさんあります。


H.Yamada





















2012年6月26日火曜日

異種金属接触腐食の正しい知識

異種金属接触腐食の正しい知識

  異種金属接触腐食(ガルバニック腐食)はステンレス+鉄やステンレス+亜鉛などの電位差の大きな金属が接触した状態に水分があると起きる金属腐食です。
 腐食はイオン化傾向の大きな金属側で起きます。一般的に錆の発生しやすい金属です。
 水中はもちろん空気中の湿気でも腐食が進行しますが、濡れたり乾いたりを繰り返す場所では腐食が早いと言われています。
特に注意をするべきなのは樋工事における『異種金属の配管接続』です。
 屋内にSGP(鉄製)管を使用し、屋外ではステレンレス管をそのまま仕上げに使用する場合などはどうしても接続しなければなりません。その時によく間違えていわれているのが『腐食するからステンレス管+SGP管の間にMD継手を使ってはならない』ということです。
 これには2つの間違いがあります。
本来異種金属が直接接触している場合に腐食が起きるので継手を使えば配管同士のガルバニック腐食は起きないのです。
 もうひとつは【ステンレス管+MD継手】そのものがNGです。
これは明らかに異種金属の接触になりますから腐食の原因です。
現状では樋の業者は内容を把握していても、これが原因で大きな漏水が起きた事例がないので、無視しています。理由はMD継手には塗装皮膜があるので皮膜が持っている間は腐食が起きないからです。しかし塗装皮膜は何年持つのか、わからないものなので当てにはしていけません。
 以上からステンレス管の接続は『通常のフランジ+防食ボルト』もしくは『防食継手(ゴム製)を使用』なので注意してください。         
                                  H、K

2012年6月25日月曜日

耐火塗料の採用に当たっての注意点


建築基準法において、耐火構造を必要とする建築物の柱、梁、壁、
屋根及び階段の各部位が通常起こりうる火災時の加熱時間に
対して耐えられるように、その建築物の構造種別や部位別に耐火
性能が得られるように被覆する事が規定されています。

鉄骨造での耐火被覆材にはロックウール吹付をはじめラス下地
モルタル塗りや成型板張り等、多様な工法があります。

耐火塗料もその一つですが採用に当たっては注意が必要です。
というのも鉄骨に耐火塗料を施工すれば全て耐火性能が得ら
れる訳ではないからです。
下表は某メーカーの耐火性能1時間の場合の鉄骨の規格寸法と
被覆厚の関係を示したものです。
角型鋼管は40×40、H形鋼だとH100×50×5×7以上の鋼材サイズ
から耐火性能を得ることが可能です。



次に耐火性能が2時間の場合を見てみると
・鋼管柱:□300×300×10×15以上(被覆厚4.5mmの場合)
・H形鋼柱:H300×300×10×15以上(被覆厚4.0mm)
・H形鋼梁:H400×200×8×13以上
となっています。



ということは
耐火性能2時間の梁の場合、H300×300×10×15に耐火塗料を
施工しても耐火性能は得られないということになってしまいます。

耐火塗料の採用に当たっては鉄骨の使用部位と鋼材の規格と
サイズを事前に確認しておく必要がありますね。

K.N

2012年6月22日金曜日

なんたってGrade1!

Grade1という名称、何かわかりますでしょうか?
ドアクローザの種別を表す名称なんです。
とあることから勉強できましたので紹介したいと思います。

ドアクローザには耐用開閉回数があり、
Grade1 では、JIS規格50万回
Grade2(従来品)では、JIS規格 20万回と
2.5倍も耐久性に差があります。

1日に300回開閉する出入口にドアクローザの
Grade2(従来品)を使用していると
300回x365日=109,500回・・・2年2ヶ月で20万回に達してしまいます。

開閉回数がとても多い場所には、ドアクローザGrade1
設置しないといけないですね。

【ドアクローザ書いてみました。うまい!(笑)】

ドアクローザの他、フロアヒンジ、ヒンジクローザ、引戸クローザ
などドアクローザ工業会HPに技術情報がわかり易く掲載されています。
私たちにはとても参考になります。感謝!感謝!です。
まだまだ、勉強し研究しなくてはならないことがいっぱいです。

ドアクローザ工業会HP
http://www.dcma.jp/speech/speech.html
T.N

2012年6月21日木曜日

ArchiCAD Google earthに建物モデルを載せてみよう

ArchiCADで作った建物モデルをGoogle earthに載せる方法があります。

※ArchiCADのプラグイン「ArchiCAD用Google Earth Connections」がインストールされている必要があります。


手順を追って解説いたしましょう!

(事前にGoogle earthをインストールして下さい)


Google earthを起動して、建物モデルを載せたい場所に「目印を追加」します。


②既存建物を隠します。



ArchiCADを起動して、[ファイル]-[Google Earth コネクション]-[Googleオプション]クリックします。



④「Googleオプション」より「追加」をクリックし、「緯度」「経度」をGoogle Earthに目印をつけた「プロパティ」を参照して入力し、「OK」をクリックします。





⑤ビューを3Dに切り替えて[ファイル]-[Google Earthコネクション]-[バーチャルビルディングモデルをGoogle Earthに送信]をクリックします。



Google earth上にモデルが載りますので、「プロパティ」をクリックして位置調整を行います。



⑦無事、Google earthに載りました。


近隣から建物がどのように見えるか、バーチャルで確認することができますね!


H.Yamada



2012年6月20日水曜日

ArchiCAD 2Dハッチングの作成(その2)

前回につづいて、ArchiCADでハッチングを作成する2つ目の
方法(平面に描かれたもの利用)をご紹介します。

必要なパターンを平面図上に作成します。
パターンを選択して右クリックでコピーをします。








次に「オプション」-「属性設定」-「塗りつぶし種類」から
「新規作成」を選択します。
(このときに似ているハッチングパターンを選ぶ必要はありません)

下記のウィンドウが開かれます。
ここで名前の入力と「シンボル塗りつぶし」を選択します。








塗りつぶし設定に戻ります。
ここで、使用状況と表示用パターンの項目にチェックと
表示パターンを描き、
貼り付けを選択すると平面に描かれたものが貼りつけられます。












これで完成です。

塗りつぶし種類の中を確認してみてください。

Y.I

2012年6月19日火曜日

ArchiCAD 2Dハッチングの作成(その1)

ArchiCADで作図していて、ここにはこのハッチングを埋め込みたいが
大きさが合わない時やない場合は、ハッチングを作成しましょう。
方法は2通りあります。

1つ目は、今あるハッチングを利用して作成する方法と
2つ目は、平面に描いたものを利用して作成する方法です。

今回は、前者の方法で作成します。
「オプション」-「属性設定」-「塗りつぶし種類」の中から
似ているハッチングパターンを探します。

下記のウィンドウが開きます。
ここから似ているハッチングパターンを探します。
探し当てたら、「新規作成」を選択します。










下記のウィンドウが開きます。
ここで名前を付けます。

次にハッチングパターンの間隔を決めます。

これで完成です。

塗りつぶし種類を確認してみてください。

Y.I




























2012年6月18日月曜日

ArchiCAD 3Dの画面を綺麗な画像で出力


ArchiCAD3Dモデル画像データとして出力してみたけど、なんだ
ボヤけてイマイチだなぁ、という時に是非試してみて下さい!



出力したいモデルを3D表示にして、「メニュー」-「3Dウィンドウ設定」-「3Dウィンドウ設定」を選択。


















ウィンドウサイズ数値入力し、OKをクリック。A4サイズでの出力なら2000程度でOKです。

















ウィンドウが大きくなり、モデルがどっかにいっちゃったりするのですが、そのままの状態で「ファイル」-「名前を付けて保存」へ。

画像ファイルの種類を選択(今回はjpg)し、オプションボタンをクリック。品質を「高品質」にして保存します。











綺麗な画像が保存できました!












JM