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2019年12月27日金曜日

Revit 集計表の使い分け

Revitの集計表には主な集計表として「集計表/数量」「部材拾い出し」あります。
この2つの違いを比べてみました!


集計表のフィールドという集計表に表示可能な情報について確認してみると。。。
左:「集計表/数量」            右:「部材拾い出し」
部材拾い出しにはマテリアルによる情報が多く表示可能な項目となっている事が
確認できました。なるほど、これでコンクリートなど材料毎の数量拾いが
できるのですね。
A.M

2019年12月26日木曜日

Revit 色分けの簡単な凡例作成

先日は部屋の色分けについて御紹介させていただきましたが、
色分けに対しては凡例が必要ですよね。
その凡例の2つの簡単な作成方法をご紹介したいと思います。

1つ目は先日行ったカラースキーム機能での色分けについてです。
これは簡単!
[注釈]-[カラー凡例]をクリックするだけ!


こんな感じで作成されます。

2つ目はフィルター機能を使った色分けについてです。
簡単に作成する為に「RUTS」というアドオンソフトを使用します。
[フィルタ凡例]機能を使います。


こちらをクリックし、簡単な設定を行います。


[OK]をクリックすると凡例ビューに凡例が作成されます。

凡例を平面ビューに配置した状態です!
A.M

2019年12月25日水曜日

Revit カラースキーム機能で部屋の色分け

部屋毎の平面ビューでの色分けはカラースキーム機能を使う事で
簡単に色分け表現を作成する事ができます。


まず、平面図ビューのプロパティーの[カラースキーム]-[部屋別]を選択し、
編集画面を表示させます。



カテゴリを「部屋」を選択し、パラメータを選択しプラスボタンで価を追加して
いきます。この時色は自動で割り振られるので値を追加していく作業のみで大丈夫です。



次に平面ビューで部屋を選択し、インスタンスプロパティの[識別情報]-[部署]から
先程作成した部屋名を選択します。


平面ビューを確認すると、部屋用途毎に色分けができています!

A.M

2019年12月24日火曜日

【お知らせ】第73回OPEN BIM CAFEの参加者募集!

只今、1月17日(金)に開催する
第73回OPEN BIM cafe参加者を募集しています!



OPEN BIM cafe は、くつろいだ雰囲気でBIMをオープンに語り合える場です。 

ご参加に制限はなく、どなたでもご参加頂けますので、
興味のある方は是非ご参加下さい!

今回の気になる内容はこちらです!!!
↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓

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【1/17(金)OPEN BIM cafeのご案内(セミナースケジュール)】 

・18:30~19:10(40分) 
 ハイビッグ建築図面工房 北野 宏明 様
「BIMの情報を生かした施工図とプラグイン」

・19:10~19:20(10分) 
 ブレイクタイム 
 ※お好きなドリンクをお選び下さい 

・19:20~20:00(40分) 
 大林組 焼山 誠 様
「建築設備におけるワンモデル BIM の取組み」

・20:00~21:30(90分) 
 パワーディスカッション 
 ※ビジネス力アップのためのパワーディスカッション 
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先着20名です!

お申し込みはこちら↓ ↓ ↓
https://kokucheese.com/event/index/585594/


皆様のご参加をお待ちしております!

シェルパ社員一同

2019年12月23日月曜日

Revit 壁の高さが追従するのを解除する方法

Revitで壁の高さを修正していたときに、

形状ハンドルで上の壁の下端を下げると
下の壁の上端も連動して下がるということがありました。



便利だな~と思ってやっていたのですが、
ふと、追従させたくない!と思ったときに、
どうやるかわからないことがありました。

そんなときの対処法です。
考えられるのは、下記の2点かなと思われます。

①下の壁の上端を上の壁の下端にアタッチした。

→アタッチ解除(デタッチ)を実行。
(手順:該当の壁を選択し、「アタッチ解除」を選択。アタッチ対象の壁を選択。)






②下の壁の上端を上の壁の下端に合わせてロックを掛けた。

→ロックが表示されなくなるので該当の壁をコピーし、削除。
その後に「同じ位置に貼付け」を実行。





困ったときは、試してみてください!


y-ito


2019年12月20日金曜日

スロープ躯体と鉄骨梁天端の検討

スロープ躯体で鉄骨梁天端を決定する際、仕上げ高さから躯体天端、鉄骨梁天端を
決めますが、床コンクリート躯体が断面欠損していることがあります。


仕上げ高さが垂直方向の寸法で計画され、実際に勾配線を引くと鉄骨梁天端を水下側で断面欠損していることが多いと思います。


勾配線を仕上げ高さから計画すると上図のように梁天端と干渉します。

その時の提案は3つあると思います。
1.鉄骨梁天端を下げる
2.仕上げ高さを上げる
3.増打ち厚さが大きい場合寸法確認

スロープ躯体と鉄骨梁天端は干渉している場合がありますので、
検討、確認が必要です。

T.N

2019年12月19日木曜日

Revit 階層フィルタ(REXJ)

RevitでREXJというアドインツールにある「階層フィルタ」を紹介します。

「階層フィルタ」を使用すれば、カテゴリだけでなく
ファミリ、タイプ、パーツとより細かくフィルタをかけられるようになります。



モデルを複数選択したらタブバーの[REXJ]から[階層フィルタ]を選択します。


そしてこのウィンドウからフィルタをかけたい要素を選択することで
選択した要素でフィルタをかけることが出来ます。


ファミリやタイプをピンポイントで選択できるので、
知っていると色々なところで利用できる便利な機能だと思います!

是非ご活用ください。

J.N

2019年12月18日水曜日

Revit_集計表のセルに色を付ける

REVITの集計表で特定のセルに色を付ける事が出来ます。

まず、見本として部屋の名前と面積が表示された集計表を用意しました。
この中で、「部屋B」というセルの色だけを変更します。



集計表プロパティから[書式]を選択し、[条件付き書式]を開きます。
フィールド、テスト、値、の欄に条件を入力して、[背景色]から変更したい色を指定すると・・




セルの色が変わりました。
更に条件を絞る場合は、別のフィールドを選択して条件を追加していきます。



REVITの集計表はExcelと違い自由にセルの色を変更できません。
上記のように必ず条件の設定が必要となります。

ちなみに、条件を設定しなくても列全体の色であれば変更可能です。
見出しの上の部分をクリックすると、列全体のセルが選択されます。
この状態で[シェーディング]から色を指定すると・・



列全体の色が変更できました。
この状態では、[見出し]のセル(名前というセル)まで色が変更されていますが、
[見出し]だけは[シェーディング]から個別に色の変更が可能です!

是非集計表作成にご活用下さい。
Ter

2019年12月17日火曜日

REVIT_天井の入力時間短縮

天井の入力方法に、[自動天井]という機能があります。
入力時間短縮にとても有効な機能ですのでご紹介します。

まず、天井を入力したい範囲の壁を入力しておきます。
自動天井は壁で囲まれた範囲に反応するので、全ての壁が繋がっていることが必須です。


次に、天井から[自動天井]を選択します。


そのまま壁の内側にカーソルを移動すると、赤色の線が表示されます。


クリックすると、壁の内面に合わせて天井が配置されました!


もう1つ注意が必要な点は、壁と壁の間に柱がある場合、柱面の位置で壁を止めていると
壁が繋がっていないため反応しません。この場合、壁を柱芯まで伸ばす操作が必要になります。


スケッチで入力する方法では、複雑な形状の場合時間が掛かりそうですが、この方法ならワンクリックで配置できますね!

是非モデルの入力にお役立て下さい。
Ter

2019年12月16日月曜日

Revit RC柱と梁の取合い

RevitでRCの躯体モデルを作成するときの柱と梁の取合いについてです。

柱と梁の天端レベルを同じで作成した際に取合い部が実線になってしまいます。
Revitの結合順序設定によるもののようで、梁と柱を配置した際、
自動的に柱が優先されるようです。


そこで現状の対処方法をご紹介します!

①柱と大梁の結合順序を変更
REXJなどのアドインで結合順序を一括で調整できるツールを使用して、
柱と大梁の結合順序を一度大梁勝ちにしてから柱勝ちに戻すことで対処できます。



②大梁を長さ調整して再結合
一度大梁を柱から離すように短くしてから「延長」などで
柱と再結合することで対処できます。



図面化する際にはとても重要なことだと思います。
柱と大梁を配置した後にはこの対処方法を毎回することをお勧めします!
また寸法を入力した後に行うと、寸法が消える可能性があるので
寸法を入力する前に行いましょう!

是非ご活用ください!


NF

2019年12月13日金曜日

Revit スラブの分割方法(BooT.one)

RevitでBooT.oneというアドインツールを使用したスラブの分割方法を紹介します。

BooT.oneでは一枚のスラブを梁・通り芯・線分のいずれかで分割することが出来ます。



このモデルのスラブを複数に分割したいと思います。

分割したいスラブを選択した状態で、[B.構造]から、[床]の[切断]を選択します。


次のビューで適用したい分割要素を選んでOKでクリックします。
(ここで梁・通り芯・線分のいずれかを選択できますが、今回は梁を選択します。)


そして分割要素(梁)をそれぞれ任意で選択します。(窓選択でも可能です)




最後に[終了]をクリックすると、、、



一気にスラブが分割できました。

アドインツールを追加することで、出来る事幅が広がるので、
是非お試しください。

J.N

2019年12月12日木曜日

Revit 梁範囲床配置(REXJ)

RevitでREXJというアドインツールを使用したスラブの入力方法を紹介します。

REXJでは梁間にスラブを自動配置することが出来ます。

このモデルに床を入れてみたいと思います。

まず配置したい箇所の梁を選択した状態で、
(3Dビューではできません)

タブバーの[REXJ]をそして[床]の[梁範囲床配置]を選択します。

そして配置したい床のタイプと高さを指定して、OKをすれば、、、


一気にスラブが配置できました。

とても簡単なのでぜひお試しください。

J.N

2019年12月11日水曜日

Revit 壁が建具でくり抜かれないとき

モデルで建具を入力したときに、壁が建具でくり抜かれないことがありました。




自分で編集したファミリだからかな…と思ったのですが、他の原因がありました。
包絡しなかった理由は、壁と建具のフェーズの設定が異なっていたためでした。





モデリングルールがあると、こういうことはないと思いますが、
そもそも何でフェーズが入力されていたかは、
階ごとにモデルを表示できるようにしていたためのようです。


表示に関しては、フェーズフィルタにもよりますが、




壁が建具でくりぬかれない場合は、
フェーズをチェックしてみると
良いかもしれません。









y-ito