今回は、AUTODESKの3ds Maxでサイン画像をオブジェクトに
フィットさせる方法をご紹介します!
モデルは、ARCHICADで作成し3ds形式で読み込んでいます。
ARCHICADで作成したサインはこんな感じです。
モルフ面のみの要素にサイン画像を材質として登録して作成しています。
材質の原点設定は、過去の記事をご参考下さい。
【ArchiCAD 3Dテクスチャでもタイル割】
http://sherpa-net.blogspot.jp/2012/12/archicad3d.html
このサインを3ds Maxでレンダリングしてみると下図のように
原点位置がズレていたり、大きさが異なってしまう場合があります。
このようになってしまったと時は、「UVWマップ」でテクスチャ画像を
オブジェクトに合わせましょう!
まずは、マテリアルエディタを開いて割り当てられている画像の
プロパティの中から「マップ」→「座標」の「タイル」のチェックを外します。
「タイリング」は、UとVそれぞれ1になっていることを確認しましょう。
(タイリングは、テクスチャ範囲の中で1枚の画像を何枚並べるかの設定です)
続いて、モデル上でオブジェクトを選択し、「モデファイヤリスト」から
「UVWマップ」を選択します。
「UVWマップ」のプロパティから「マッピング」の「長さ」と「幅」を
オブジェクト(サイン)の大きさにし、「位置合わせ」で
オレンジ色の枠がオブジェクトと同じ面になる座標を選択します。
オブジェクト形状が原点に対して水平/垂直でない場合は、
「位置合わせ」の「法線位置合わせ」で面を合わせて「中心」でフィットさせます。
これで完了です!
レンダリングしてみると・・・
ちゃんとオブジェクトとサインの画像がフィットしました!
3ds Maxは、全天球画像(スフィア画像)に変換したり、
VR用のモデルに変換する時などプレゼンの資料作成のために使用します。
サインの変換は多々出てくると思いますので、是非ご活用下さい!
NF
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