「CADをリンク」から2DのCAD図面を下絵にして、モデリングしていくことが多々あるかと思います。
以前作業していて、なぜかリンクした下絵が動かない!といったことがあったので、今回はリンクの配置オプションをまとめてみました。
まずは、2Dでこんな下絵を準備してみました。
デフォルトの「自動-自動基準点合わせ」で配置してみると、配置した後に選択できず、動かすことができません。
次に「自動-中心合わせ」で配置してみると、配置後に選択もでき、動かすこともできます。
ちなみに「手動」にすると、配置するときに任意の位置に置くことができます。その際の基点が、「基準点」か「基点」か「中心」で選べるようになっています。もちろん配置した後も動かすことができますよ。
平面図など動かしたくないものは、原点を合わせて「自動-自動基準点合わせ」を選択するとよさそうですね。逆に矩計図などを立面ビューや断面ビューにリンクする際は、一旦配置してから位置合わせすることが多いため、「自動-自動基準点合わせ」は選ばない方がよさそうですね。リンク後に位置調整ができませんのでお気を付け下さい!
2D図面をリンクする際は、配置オプションも気にしてみて下さいね!
【追記】
「自動-自動基準点合わせ」で配置した際に、リンクした図面が動かせなかった原因が分かりました!
リンクするときに、「ピン」で固定されて配置されていたためでした。もう一度確認して「固定解除」を選択するも、未だ選択すらできません。。。
調べてみるともうひとつ原因が隠れていました。修正タブの「選択」オプションで、「ピンされた要素を選択」にチェックが入っていないため、いくらクリックしても選択できないのでした。
これにチェックを入れると無事選択、固定解除することができました。
TM
[自動...]でCADを配置した場合、ピン固定される設定であるため、
返信削除そのままでは移動はできません。
しかし、配置したCADを選択しピンを解除すれば、移動可能になります。
逆も然りです。
[手動...]で配置し、位置調整したあと、[ピン]コマンドを使うと
その位置に固定することが可能です。
シェルパブログをお読み頂き、またコメントありがとうございます。
削除再度内容確認して記事に追記させて頂きました。よろしくお願い致します。