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2017年10月10日火曜日

ArchiCAD _地下既設躯体の効果的なモデリング方法

地下既設躯体の外周部のみを山留めの代わりとして残し、新築の地下躯体を構築する例を目にしますが、

その地下既設躯体を実測し、それをモデル化しようとすると実測した柱、壁、梁は水平垂直ではなく斜めになっている

が多々ありますその様な既設躯体の効果的な入力方法です。


POINT 2つ

1.既設の柱、壁壁ツールで図形作成方法をポリゴンとし、作成する。 

 ・壁ツールの図形作成方法:ポリゴンは平面的に自由な形状で作成する事ができる。
 
 ・壁ツールのレベルの管理方法は柱と同じ管理ができる。 


2.既設のスラブツールで作成する。

 ・スラブツールは平面的に自由な形状で作成する事ができる。

 ・レベル、梁成の管理方法は基準面を上端、梁成をスラブ厚とみなす事で梁ツールと同じ管理ができる。


それでは、やってみましょう!


①既設実測図の準備

 ⇒ワークシートに実測を反映したdwg図面を配置し、それを参照する。

dwgの下絵

②壁ツールとスラブツールの設定


③下絵をなぞって、柱、壁、梁を入力




④完成!


簡単に地下既設躯体が作成できました!

A.M

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