地下既設躯体の外周部のみを山留めの代わりとして残し、新築の地下躯体を構築する例を目にしますが、
その地下既設躯体を実測し、それをモデル化しようとすると実測した柱、壁、梁は水平垂直ではなく斜めになっている
事が多々あります。その様な既設躯体の効果的な入力方法です。
■POINT 2つ
1.既設の柱、壁は壁ツールで図形作成方法をポリゴンとし、作成する。
・壁ツールの図形作成方法:ポリゴンは平面的に自由な形状で作成する事ができる。
・壁ツールのレベルの管理方法は柱と同じ管理ができる。
2.既設の梁はスラブツールで作成する。
・スラブツールは平面的に自由な形状で作成する事ができる。
・レベル、梁成の管理方法は基準面を上端、梁成をスラブ厚とみなす事で梁ツールと同じ管理ができる。
それでは、やってみましょう!
①既設実測図の準備
⇒ワークシートに実測を反映したdwg図面を配置し、それを参照する。
dwgの下絵 |
②壁ツールとスラブツールの設定
③下絵をなぞって、柱、壁、梁を入力
④完成!
簡単に地下既設躯体が作成できました!
A.M
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