今回は、その設定項目と対策について紹介いたします。
引き継がれない設定項目
ArchiCADの材質設定で引き継がれないのは、この項目です。これは[材質設定]の[テクスチャ]内にある、「ミラー方法」ですね。
この「ミラー方法」は、レンダリングをする際、材質に貼られたテクスチャをより自然に見せたいときなどに使います。
では、実際に試してみましょう!
ArchiCAD → Artlantis
ArchiCADで同一の材質のスラブを4枚並べ、ミラー方法を全て変えたモデルを用意しました。①〜④のように、材質のパターンが変わっています。
これをArtlantisに持っていくと、、、
このように、ミラー方法はすべてリセットされています。
では、この場合の対策方法についてご紹介いたします。
対策方法
実は、Artlantisの材質設定にも同様の項目があるので、その項目を編集すれば、修正ができます!!
①まず、[Shader]のタブを開いて、左側のリストから材質を右クリックして[テクスチャを追加]を選択します。テクスチャのJPEGファイルを貼り付け、元のtifファイルは削除します 。
②追加したJPEGを選択し、[マップの規模を編集]を選択します。
ちなみに、チェックを入れるとスケールが変わるので、適宜数値を変更してください。
おわりに
いかがでしたか?この方法で、簡単に修正することができます!ArchiCADからArtlantisに書き出してレンダリングする際はご注意を!
次回は、別の方法で修正してみたいと思います!
R.O
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