ARCHICADの参照機能で床伏図(施工図)を元に製作図の平面位置をチェックする手法です。
※図面の流れ:
ARCHICADの鉄骨モデルで品質の担保、様々な検討を行いの編集を行った後、
モデルから切り出した2DCAD(dwg)で床伏図を作成しています。切り出した後は
施工図を正として図面承認までを進めていきます。その施工図を指示図として
鉄骨FABが製作図を作成する流れです。
作成された製作図を施工図と比較してチェックする手法として図面と図面の比較が
しやすい(分り易い)ARCHICADの参照機能を使った方法を紹介します。
■POINT
・参照機能の表示色と色の濃淡の識別で分り易く
・チェックの進捗は塗りつぶしでチェック完了範囲を見える化
■手順
①ワークシートに配置された床伏図(施工図)と鉄骨製作図(一般図)を用意
※[選択した図面の設定]-[図面自身のレイヤー]でなるべく照合に必要なレイヤーのみにする。
ワークシートに配置された図面
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②どちらかの図面を参照し参照パレットで色と濃淡を識別しやすい様に調整
※赤が製作図、青が施工図(床伏図)
2つの図面を照合しやすい色に調整
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③目視で平面位置を照合し、照合が完了した範囲を塗りつぶしで囲い、チェックの進捗見える化。
チェック完了部を塗りつぶしで囲う(チェックの進捗見える化)
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A.M
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