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2017年1月16日月曜日

ArchiCAD 自由部材を使って表現2

2016年12月1日に掲載した「ArchiCAD 自由部材を使って表現」
http://sherpa-net.blogspot.jp/2016/12/archicad.html
では、抽象的な表現を効率よく作成することを紹介しました。
この自由部材は実はとても便利だと私は思っています。


鉄筋や樋などのモデル作成には応用が利きます。(既に皆さんも使っていると思いますが・・)
鉄筋の配筋検討モデルは、予めパイプツールで材料倉庫を作成してあれば、そこからコピーして使うのが早いですよね。



が、たまに材料倉庫にない形状を作らなければならない場合が有ると、パイプツールは
意外と編集(途中で切断したり、新たにエルボをつけて伸ばしたり・・・)に手間取ってしまう
場面って良く有りますよね。

 そんなときは、自由部材の「エルボ」と「円柱」を組み合わせて作ったほうが効率が良い場合が
あります。「エルボ」と「円柱」などの自由部材は、オブジェクトですが、「回転」が自由に出来て
パース表示や断面図表示上で伸縮や回転が出来ます。小口も芯に対して直角に切れているので見た目にもGood。
「円柱」という名前が付いていますが、90度傾けて水平方向にも配置が可能です。

パース画面で長さを変えたり・・・


断面図で垂直な円柱を寝かしたり・・・

 断面図でエルボの曲がり角度を変えたり・・・
左から右のモデルに簡単に変形が可能です。
樋の転がし配管など、勾配が付いている配管を表現するのにも使えますよ。 
                                                       T.F

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