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2021年8月16日月曜日

Revit モデル確認での3Dビューの活用

Revitでモデルを確認する際の3Dビューの活用方法についてです。

Revitを使い慣れている方でしたら普通の事かもしれないのですが、私は確認したい要素のカテゴリに応じて、あらかじめ3Dビューを複数用意または、ビューテンプレートを複数用意しておくようにしています。

例えば、

建具の位置や形状を確認したい場合⇒壁・ドア・窓のみを表示する3Dビュー

壁の高さとスラブの関係を確認したい場合⇒壁・床のみを表示する3Dビュー

といった風に、確認する要素以外の不要なカテゴリはなるべく非表示状態にしておいた方が、モデルが見やすく、見落としも少なくなるからです。(特定のカテゴリを色分しておくと、更にモデルが見やすくなります。)

もう一つ、レベルや通り芯に応じて切断面のビューを用意しておくと便利です。というのも、階数の多い建物の場合、見たい階数に合わせて何度も切断ボックスを操作するのが煩わしいからです。最初から階ごと・通り芯ごとの切断面ビューがあれば打合せなどの時もムーズに相手の見たい箇所を提示しやすくなります。


ビューを増やしたくない場合は、スコープボックスを設定しておいて、見たい位置に応じてスコープボックスを選択するという方法もあります。(3Dビュー上ではスコープボックスが邪魔なので、ビューテンプレートで表示をオフにしておくことをお勧めします。)




最初の準備は面倒ですが、1度設定しておけばその後の作業効率が上がると思うので、是非参考になればと思います。

Ter

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