梁の貫通孔の位置は通常、設計図構造図で記載されているかと思います。
ここで注意したいのは下端や上端からの寸法(d)が記載さている場合です。
構造図に通例的に下端から250㎜以上などと記載がされていると、ついつい設備配管の
貫通が可能な範囲として考えてしまいます。しかし、梁配筋が3段筋となっている場合は
要注意です。鉄筋に当たってしまいます。
特に基礎梁などは3段筋としている場合がい多いですから気を付けてください。
例えば、主筋がD32で3段配筋の場合、後配筋側はかぶりを含めて334㎜となって
しまいます。完全にアウト!ですね。
配管のルート検討や連通管(耐圧版の厚みにもよりますが。。。)の配置検討をする前には必ず配筋要領を確認しましょう。
T.F
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