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2017年12月21日木曜日

割付:WC床大判タイルの場合

割付って言うと、ALCやECPの外壁そのものや、タイルや化粧ケイカルの仕上材、天井の岩綿吸音板や化粧石膏ボードなど、いろんな部位、素材など、様々のものがあります。

日常生活でそれらの割付けられた物を見ても、きれいに割付けてあっても、どうでもいいという人もいます。

でも、ロスを減らしたり、端っこで施工できない様な小さいものが入らないようにする意味もありますが、
何より、ものの位置を決める基準になるので、割付の検討は、重要な作業になるのです。

今回は、少し特殊ですが、WCの床の大判タイルの場合を見てみましょう。


よくある入口から中が見えないようにクランクした通路、この床に300×600の大判タイルを割付ます。

パッと見て何を基準にしていいかわかりません。こういう時は、
1つ1つ割付に関係しそうなものをあげ、優先順位を決めて割付を決めていきます。
この場合は、
①洗面台 ②動線 ③床下点検口
となります。
大便器、トイレブースは、300@モジュールに合っていないので、諦めます。
こんな感じで方針を決めたら、割付作業です。
300×600のタイルなので諦めるところは絶対あるので、そこは、割り切って進めるのが肝心です。


300×600の大判タイルなので、どうしても上手くいかない所がでます。
その時は、斜線表示になっている調整板として、カットしたものを中間に入れる場合もあります。

やはり、方針を決める作業、ここが重要です。
割付作業は、パズルをするような感じです。  ご参考に!

by Y爺

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