以前、3Dビューで表示されないDWG図面を、オブジェクトとして3Dモデル化する方法を紹介しました。
しかしこの方法では、DWG図面内のテキスト情報が3Dビューで表示されないため、部屋名などを確認することができません。
ArchiCADのオブジェクトの「3Dテキスト」で文字をひとつずつ入れていく方法もありますが、かなり手間がかかってしまいます。
そこで、RhinocerosとGrasshopperのLiveConnectionを利用して、
効率的に3Dの文字を作成してみました。
RhinocerosとGrasshopperでDWG文字抽出
まずは、DWG図面をRhinocerosに取り込み、Grasshopperを起動します。
次に、GrasshopperでDWGの文字を読み込み、文字を線に変換して面を貼り、
面を押し出してソリッド化します。
そして、LiveConnection用のアドオンのMorphコンポーネントで、ArchiCADにモルフとして出力して完了です。
ArchiCADでLiveConnectionをしてみると、、、
はい!!この通り、ちゃんと文字が3Dになっています!!
いかがでしたか?
これで簡単に文字が3Dで表示できますね!!
BIMxで文字を表示させるのにも活躍しそうですね!
ちなみに、文字数が多いとやや重たくなるのでご注意ください。
Rhinocerosセミナー情報
【追記】本セミナーは終了いたしました。今回は、RhinocerosとGrasshopperを活用しましたが、
なんと!2017年6月6日(火)に「Rhinocerosで学ぶ建築モデリング入門」という書籍の出版を記念してセミナーが開催されるそうです!
図:下記リンク先より引用
詳細は下記リンクをご覧ください
↓↓↓
最近、Rhinocerosの活用がどんどん増えているので、
ぜひ参加されてみてはいかがでしょうか!!
R.O
はじめまして。
返信削除こちらの記事の内容と同様のことを行いたいのですが、
グラスホッパーで使用したコンポーネント名をそれぞれ教えていただけないでしょうか?