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2015年7月1日水曜日

言い間違い、聞き間違い、勘違い

 どの様な職業でもそうだと思いますが、言い間違いや聞き間違い、勘違いを防止する事は、職務上、とても大切な事です。今回はその様な事で危うく失敗しそうになった事や失敗を予測した事を…

1.時間の聞き間違い

 職人さんと打ち合わせの際

 私「ではクレーン使用は14時からで…」

 と言ったのですが職人さんは16時だと思っていました。
 これは14時4時と聞き間違っていた(又は聞き間違いそうなことを言った)為、発生した内容です。この様な時は「2時」又は「14時2時からで…」と言う事が大切です。

2.生コンの発注時の言い間違い

 生コン配合に使用するセメントについて、現場によっては数種類を使用しますが、間違いやすいものがあります。先日生コンプラントの担当者の方に

 「N(普通)セメントM(中庸熱セメント)って言い間違いやすいですね」

 と言われハッと気づきました。確かに事前に対策を採らないと間違いやすい事例です。この様な場合はメール等文字が残る伝達手段を使用すると共に電話等では
 
 「33-18-25N 普通セメントで」

 とか

 「30-15-25M 中庸熱セメントで」

 等配合の後にセメントの略称だけでなく、具体的な名称を言う事が大切です。

3.レベル測定計算時の足し間違い、引き間違い(勘違い)

 レベル測定後の実測値の計算等でプラス方向マイナス方向の計算(足し引き)を逆にしてしまい、「!?」となってしまう時があります。(特に測点が多く、測点に対してプラス方向マイナス方向がある場合に多いです。)

 この様な場合、計算機だけではなくレベル(測定器)や基準、測定位置等略図を描くと、足し引きに対して勘違いする事が無くなります。





 この様な、言い間違い、聞き間違い、勘違いはQCDS全てに失敗しかもたらさないので改善を行う為の工夫が必要です。

T.S

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