建築には遮音壁や吸音材がありますが、遮音と吸音の違いはご存じでしょうか?
遮音壁は隣の室に音が伝わらないように音を遮る壁ですね。
基本的に遮音は、コンクリートや鉛板ののように密度が高く重たいものが
有利になります。
LGS+ボードの遮音壁は中空層にグラスウールを入れ、反対側のボードに音が
伝わらないように壁内で吸音することにより、遮音性能を確保しています。
この中空層で吸音する方法は非常に効果が高く、両面GB-R t15 x2枚張りの間仕切壁と
同じ遮音性能を単板の鉄板に求めようとすると約40mmの厚さが必要になります。
一方吸音は音を吸収するために、多孔質の材料となります。
音の反射を抑えるため、人の多い室の天井に岩綿吸音板を使って反響時間を調整したり、
機械室の天井や壁にグラスウールを張ったりしますね。
sakamoto
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