立体文字を使ってサインのファミリを作る方法です。
病院など不特定多数の人が使う建物をBIMで作成する際、
サインを入れてみてちゃんと目的の場所にたどり着けるか、
サインの色・文字の大きさは分かりやすいか、
サインが不足していないか/逆に不要ではないか等確認することがあります。
主にメインとなる廊下や通路で作成する場合が多いです。
サインは壁に付くことが多いので面付きのファミリテンプレート等を使うと良いと思います。
まずはファミリを新規作成で編集画面を開いてみると、立体文字というものがあります。
適当にサンプルとなる文字を入れて、面に配置します。
(今回は面付きのファミリテンプレートを使用します。)
日本語と英語の文字を配置してみました。
文字フォントはタイププロパティで変更できるので、デザインに近いものを選択します。
また、文字サイズもここから変更できます。
ただし、実際の文字サイズがタイププロパティのサイズと同じとは限らないので、平面図ビューなどで測ってみることをおすすめします。
(サイズが65でも実際は90mm程度になっていたりすると見え方が変わってきてしまいます。)
次にインスタンスパラメータを見てみましょう。
文字なので位置合わせを気にしておくと、配置するときに合わせやすいです。
配置場所によって左合わせ、中央合わせ、右合わせというパターンが選択できます。
位置合わせはプロジェクト側で変更できないため、パターンごとにファミリを作成すると良いと思います。
文字とマテリアルは上のキャプチャだとグレーアウトしていますが、
このパラメータはプロジェクト側で変更できるように関連付けをしています。
室名となる文字は配置場所によってことなるためインスタンスパラメータ、
サインの色となるマテリアルは同じと思われるためタイプパラメータとしました。
パラメータの性質によってインスタンスにするのか、タイプにするのか選択すると良いと思います。
TM
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