工場や倉庫などでは、内部仕上げが無く外壁裏側や
鉄骨表しのままが完成の「仕上り状態」となる時があります。
そのような時、アルミ製建具取付まわりの溶接部分は
スチールプレートで隠すことが通常と思っていました。
今回建物は機械置場の建物で、特定のメンテナンス作業者しか
立入らないため、この取付溶接部の隠しスチールプレートを
取止めた計画で施工しました。
アルミ製建具を溶接固定する材料は、丸棒や鉄筋が使用されて
いると思いますが、今回の溶接固定材料はアングルで計画しました。
取付溶接部の隠しスチールプレートを取止めたことで
どのような見え掛かりになるか少し不安でしたが、
取付溶接部に鉄骨胴縁下地と同色のさび止め塗装を使用し
違和感のない見え掛かりになったと思います。
建物状況の確認と使用材料の工夫により
アルミ製建具取付まわりの溶接隠しスチールプレートを
取止めた仕上り状態でも O K なのがわかり良かったと思います。
T.N
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