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2019年12月4日水曜日

Revit_ガラスパネル付の手摺り(1)

Revitでガラスパネル付の手摺を作成する方法をご紹介します。

今回は吹抜けなどでよく使われている手摺を作成してみますよ。

建築テンプレートにこのような手摺が入っていましたので、こちらのタイプを複製して編集していきたいと思います。


手摺には色々なファミリであったり、プロファイルがネストされているので一つ一つ見ていきましょう。

まず、ガラスパネルですが、どこに入っているかというと、[手摺子]に設定して表現されていることが分かります。



しかし、この状態だとコーナー部分や端部で隙間が空いてしまったりするんですね。


なのでどうにかならないかと色々試してみたところ、ガラスパネルを[手摺横桟]に持ってくると良さそうです。

といっても先程のガラスパネルは[手摺子]ファミりなので、[手摺横桟]のプロファイルからは選ぶことができません。


そこでまずガラスパネルのプロファイルを作成しておきます。

上図のプロファイルを見ると、[手摺-矩形:]のタイプを編集すれば作成できそうですね。

プロファイルのファミリから[手摺-矩形:]を探し、元々あるタイプを複製してパネルの厚みと高さを下図のように設定したタイプを作成します。




次に作成したプロファイルを横桟に設定していきましょう。

手摺のタイププロパティを開いて、[笠木手摺]の高さを1100に変更しておきます。


次に[手摺横桟構成]から元々あった手摺2は削除し、手摺1を図のように編集し、先程のプロファイルを当てます。


[手摺子構成]から[パネル-ガラス:]を削除しておきます。


すると、こんな感じになりました。ちゃんとコーナー部分でもガラスパネルが閉じてますね。



では、次に笠木手摺と手摺子の形状を変更しましょう。

続きは次の記事でご紹介します。


TM

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