ArchiCAD18のレンダリングエンジン「CineRender by MAXON」を使ってレンダリングを行った際にエフェクトのレンズフレアの表示方法を前回説明しました。
今回はダウンライトにレンズフレアのエフェクトを表示させる方法を紹介します。
部屋にダウンライトを設置し、レンダリングを行いました。
ここで「壁や床は照らしているけどライトが点灯しているように見えない」ということをよく聞きます。
そこでレンズフレアのエフェクトをこのダウンライトに設定することでダウンライトが点灯しているように見える効果を与えることができます。
まずダウンライトと同じ位置に面光源を配置します。
面光源の設定より「基本光源パラメータ」のメイン輝度を200%に設定します。これはレンズフレアの効果を強調する為に行います。
続いて「エフェクト」の設定を行います。今回設定を行うのは「レンズフレア」と「詳細設定」の「照明」の設定を行います。
「詳細設定」の「照明」をクリックすると「特殊エフェクトに関する照明」の設定画面が表示されます。そこで「エフェクトのみ(照明なし)」にチェックを入れます。
これはレンダリング時にエフェクトの効果のみ表示し、光を出さないようにするための設定です。
そして前回同様に「レンズフレア」の設定を行います。
レンダリングの設定画面より「詳細設定」にチェックを入れ詳細設定を行います。
「詳細設定」→「効果」→「レンズ及びフィルター」の「レンズフレア」にチェックをいれます。
レンダリングを実行します。すると以下ののようなレンズフレアを表示させダウンライトが光っているように見せることが可能です。
by85
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