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2014年5月12日月曜日

山留出隅からの漏水に注意!!




山留壁出隅がある場合は要注意です。







左の図にあるように、出隅はSMWの芯材45傾けて施工する事が一般的です。

しかし、この角度がある為に切梁の圧力がこの芯材には効かないのです。

 図に示すような矢印の力が加わる為に、他の場所よりも弱くなってしまいます。











 
この出隅から漏水することが多いのです。

 左の写真は、頭つなぎだけをして下部は補強をしなかった
漏水した現場の写真です。

 対応策としてフラットバーで後から補強をかけて、鉄板を張って急結剤で止水をした状況です。

 本来なら掘削時に出隅だけは細かく補強をかけるべきでした。

地下工事、特に山留の出隅にはご注意ください。



M.D

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