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2014年4月7日月曜日

ArchiCAD 【要注意!】「オブジェクトの重複」について

ArchiCADで、オブジェクトを転用して利用している場合、ただ違う名前にしても「重複」という警告が出ることがあります。
 
 
例えば下図のような「Test1」というオブジェクトを作ったとします。



この「Test1」というオブジェクトを別のファイルで読込んで加工して「Test2」というオブジェクトを作ったとします。
 

これら2つのオブジェクトが入ったフォルダを「ライブラリとマネージャ」でリンクしてみると、
 


下図のように「重複オブジェクト」が表示されてしまいます。
 

それでもそれぞれのオブジェクトを配置してみると問題なく配置されています。(問題なさそうだが??)
 

しかし、ファイルを受け渡ししたりしてオブジェクトが欠落し、必要なオブジェクトだけを取り込んでみると(ここでは「Test1」だけを取り込んだ)、下図のようにもう一つのオブジェクトで表示されてしまいました!(ここでは「Test2」「Test1」になってしまった!)
 

また両方のオブジェクトを取り込むかリンクしていても、どちらかのオブジェクトのスクリプトをいじって上書き保存している隙に、もう片方のオブジェクトに置き換わってしまったり。。。

そのための対処法として、既存のものを利用してオブジェクトを作成する場合は、必ずArchiCAD上で別名保存する必要がありますよ!


ラベルでもゾーンスタンプなどでも同じですよ! データの信頼性がなくなってしまう!!
 
「重複」の表示が出た場合は要注意ですね。。。
 

FH
 

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