工場やスーパーマーケットでは、よく大面積空間の天井に
化粧石膏ボードを貼ります。
柱のスパンは、8~10m程度であり、1m単位でのスパンである物件が
多くみられます。
天井ボードの割り付けを考えるときに、化粧石膏ボードを一般的な
910x910サイズで割り付けすると、柱の廻りのボードが半端なものが
入ることになってしまいます。
そこで、1000x1000のサイズの化粧石膏ボードを使用することを
考えてみましょう。
柱芯に目地を合せると、次の柱でも柱芯に目地が合うことになります。
そうすると小さな半端なボードが入ることなく、見た目もすっきりと
割り付けをすることが出来ます。
また、施工面から見ても100㎡単位で考えると
1000□:100㎡ 100枚
910□:100㎡ 121枚
となり、ボード枚数が2割減り、作業性が向上します。
但し、施工上の品質に関する注意事項として、
・下地ピッチ: 910□の場合は@303
1000□の場合は@250
・ビスピッチ:標準仕様書では周辺部@150程度
1000□の場合、1辺あたり7本もしくは8本になるので、
どちらの本数にするかは事前に協議をして決めておく
必要がある。
ということを忘れてはいけません。 T.F
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