Bluebeamには、レイヤーを設定できます。
レイヤーごとに項目を分けておくと、一つのPDFデータで完結して便利になると思います。
今回は、Bluebeamのレイヤーの表示設定について調べてみました。
Bluebeamでレイヤーを設定するには、任意の図形を選択→右クリック→レイヤー から設定できます。
上部リボンから、ウィンドウ→パネル→レイヤー を選択するとレイヤー設定が開きます。
表示されているレイヤーを右クリック→レイヤーのプロパティ を選択します。
【デフォルトの状態】:PDFを開いたときのデフォルトの表示状態を設定します。
【ビュー】:レイヤーを表示または非表示に設定します。
【印刷】:PDFの印刷時にレイヤーを含めるかどうか設定します。
【エクスポート】:【レイヤーをページにエクスポート】を使用する際に指定したレイヤーをエクスポートに含めるか設定します。
ここで、【デフォルトの状態】と【ビュー】の違いがよく分からなかったので、Bluebeam上とPDFビューワーのAdobe Acrobat Reader上で比較してみました。
「AAA」をレイヤー【A】、「BBB」をレイヤー【B】、「CCC」をレイヤー【C】、「DDD」をレイヤー【D】としています。
レイヤー【A】:【デフォルトの状態】オン 【ビュー】オン
レイヤー【B】:【デフォルトの状態】オン 【ビュー】オフ
レイヤー【C】:【デフォルトの状態】オフ 【ビュー】オン
レイヤー【D】:【デフォルトの状態】オフ 【ビュー】オフ
上記のように設定した結果が以下です。
左:Bluebeam上 右:保存後、Acrobat Readerで開いたもの
【デフォルトの状態】は、Bluebeam上の作業において表示が切り替わるのに対して、【ビュー】はPDFを開いた際にレイヤーを表示させるかどうかを選択できるようです。
補足ですが、作成したレイヤーはAcrobat Reader上でも表示の切り替えができます。
画面右側のレイヤータブ、もしくは 表示→表示切り替え→ナビゲーションパネル→レイヤー から設定できます。
うまく使いこなせば、便利になるかもしれません。
以上、意外とややこしかったbluebeamのレイヤー設定についてでした。
A.K
KA
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