複数階建ての集合住宅の計画において、バルコニーにルーバーが設置されていました。
・視線の遮断
・通気の調節
・日光の遮断
・騒音の緩和
・ほこりの侵入防止
・外観の向上
今回のケースは室外機があるところに設置されているため、目隠しによる外観の向上、
日焼けによる劣化防止、雨やほこりの付着を防ぐ目的があります。
また、室外機が区画されていることで
こどもがベランダから転落すること防ぐことができます。
こどもがベランダの室外機やチェア、荷物を踏み台にして手すりから転落する
事故は毎年のように報告されています。
こどもの転落を防ぐためには、室外機は手すりから60cm以上離して設置することが推奨されています。
窓やベランダからのこどもの転落事故 | 政府広報オンライン (gov-online.go.jp)より引用
ルーバーなどで室外機があるところに侵入防止措置をするのも有効な対策となると思いました。
以下はこどもの転落事故の注意喚起となりますが、転落事故発生時の調査では
窓の鍵をかけていてもこども自身で開錠し窓から転落した、
部屋の中にあった踏み台をこども自身でベランダに持ち出して
手すりから転落した事例があります。
こどもは危険に対する認識が曖昧で、大人が予想できない動きをすることが
あります。
補助錠を使いこどもの手で開かないようにする、
ベランダで遊ばないように注意するなど、リスクを減らす環境づくりが重要です。
これからの季節は窓を開けたりベランダに出たりする機会が増えるため、
お子さまのいるご家庭は十分に対策を講じてください。
STOP!子どもの転落事故(名古屋市消費生活センター)
O.J
0 件のコメント:
コメントを投稿