施工ステップは工事の進行を図示したものです。
下図は施工ステップの活用例ですが、施工の手順を図に示して
工事内容の見える化をすることで、関係者とイメージの共有をしています。
完成形がわかることによりモチベーションUP、同じイメージを共有することで
コミュニケーションが円滑になります。
(mhlw.go.jp)より引用 |
かいつまんだ内容ですが施工ステップ作成のポイントをまとめてみました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
施工ステップを作成する目的は多岐にわたりますが以下の例が挙げられます。
・手順の周知による工事のスムーズ化
・危険が伴う作業の共有
・各作業の問題点洗い出し
→重機災害、第三者災害、墜落の防止、周辺建物との干渉・よりよい施工計画の検討
・作業イメージの共有
施工ステップにより作業をわかりやすくしたり、
危険なポイントを共有することで安全・品質、生産性を確保する役割があります。
具体的な危険箇所とは特に下記グラフに上がっているような事故が起こりやすい箇所や、当該工事特有のトラブルが起こりそうな箇所です。
▽労働災害 建設工事・事故の型別
令和5年の労働災害発生状況を公表(厚生労働省)より画像引用
施工ステップを作成することで、以下の情報がわかりやすくなります。
・工事の目的はどのような形か(完成した姿)
・何を使って作業するのか
・どのような手順で行うのか
・どこで作業を行うのか
・何を使って作業するのか
・どのような手順で行うのか
・どこで作業を行うのか
工事の情報を手順と共に周知することで危険予知も活発になります。
工事の情報を周知するためは誰が見てもイメージがしやすく、
問題点を俯瞰できるようなわかりやすい図とすることが重要です。
工夫の仕方は様々ですが、
図はフェーズごとに色を使ったり、時間をプログレスバーで進捗を示すことで
工事の情報が視覚化され、工事の内容が伝わりやすくなります。
情報を選択してバランスよく盛り込むことが重要です。
O.J
0 件のコメント:
コメントを投稿