教科書に載っていない。鉄骨建方 [柱脚準備 モルタル饅頭編]
※あくまで個人の見解です
技術者ならば、より精度よく、より良い建物を作りたいと思って
常に改善ポイントを考えています。 その改善ポイントのご紹介です。
今回は 鉄骨建方0節のモルタル饅頭について細かく書いてみました。
まずは、モルタル饅頭を施工する際の注意
一. 饅頭高さは鉄骨柱脚ベース下端を基準に現地合わせで考慮すべし
鉄骨柱は製作段階で㎜単位ですが、ひとつひとつ大きさが違います。
設置する柱脚の製作数字に合せて、高さを調整します。
鉄骨製作 検査状況 |
一. 饅頭を作る際の高さをできるだけ 一つの基準から見るべし
饅頭を作る際は、できるかぎりは、ひとつの高さを決めて(測量機器を据替をしないよう)に計画する。 対策として、埋込ボルト高さをオートレベル見てモルタル饅頭作成の高さの当てにします。
(左官工事における施工効率が上がります。)
一. 饅頭は割れる可能性もあると考えるべし
あまりないことですが、柱を据える際に一気に下がってしまい。饅頭が割れてしまったら、
鉄骨柱を据える際の高さを施工するのに大変な手間をかけることでしょう。
対策として、高さ調整用のボルトを差しておくと、割れにくい饅頭になります。
以上のポイントをまとめて下記 写真になります。
次回 柱脚 据付編につづく。
BY H,K
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