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2024年11月22日金曜日

「節」に分けて鉄骨を建てる 

 

 

現場で施工図担当を行っていますと「節」という言葉をよく耳にします。

主に柱や梁と言った主架構に対して用いられています。

 

主架構を組み建てることを「建方」と言い、「節」はその単位のようです。

高層建築物において、1回の組み建てで、柱を下から上まで一気に建てることが

できれば楽ですが、鉄骨が大きくなると、トレーラーに乗らなかったり、クレーンで上階まで

上がらないといった 事態になります。

 

そこで安全に運搬、組み建てができるように2フロアまたは3フロア分で割って運び、

その後溶接して建てていきます。スタートは「0節」と呼称することが多く、

上に行くにつれ、1…2と数えていきます。


(鉄骨の運搬について考える)より画像引用


現場ではこのような節割から、搬入、建方の工程を細かくチェックしながら、 

安全に施工が行われるよう、様々な人たちが業務に携わっています。 

現場でしか得れない経験を今後に生かしていきたいと思います。 


O.T

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