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2018年2月28日水曜日

ArchiCAD レンダリング時の凹凸の表現


ArchiCADのCineRenderで凹凸を表現するには、「バンプ」の設定が使えますが、ArchiCAD21の新機能として、「視差オフセット」が使えるようになりました。

そこで、バンプと見え方がどう変わってくるか比較しました。




バンプなしの場合

まずは通常のバンプのない場合です。


テクスチャに凹凸は表現されません。


バンプありの場合

次にバンプを適用した場合です。


このように凹凸の表現が付きます。
静止画ではあまり気になりませんが、動画にすると凹凸がやや嘘っぽく見えてしまいます。


視差オフセットの場合

そして視差オフセットを利用した場合です。


これを設定すると、各視点からの凹凸の表現が補正され、よりリアルに表現されます。


視差オフセットの設定

では視差オフセットは材質設定のどこで設定するかというと、


材質設定を開き、[CINERENDER 設定>バンプ]にチェックを入れ、[視差オフセット]の値を入力すると、設定できます。


おわりに

バンプと視差オフセットを比較しました。
ウォークスルームービーなど、動画作成時に特に視差オフセットは有効ではないでしょうか。
バンプでリアルさが足りない時に使ってみてください。


R.O

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