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2018年2月2日金曜日

ArchiCAD 掘削ステップモデリング 減算簡略化

今からちょっとしたステップご覧ください。

選択表示された既設物を撤去して新設していきます。

土間をめくりました。
(当該レイヤ非表示)

1次掘削1工区
(当該レイヤ非表示)

1次掘削2工区+基礎撤去
(当該レイヤ非表示)

1次掘削3工区+基礎撤去
(当該レイヤ非表示)

基礎撤去 完了
(当該レイヤ非表示)

基礎 新設
(工区省略)
(当該レイヤ表示)

埋戻し
(当該レイヤ表示)

土間新設
完了しました。
(説明用モデルなので、既設・新設を同じ形にしていますが...)

要点は、
①掘削表現に必ず使う"減算(ソリッド編集)"
何度実行したか?

②そのためにレイヤーセットレイヤー数を 
どれだけ作成したか?

③どこから作成したか?
が、ポイントです。


①については、
2回だけ減算を行いました。
メッシュ→モルフ化で法面に変形し、
グループ化して扱いやすくしています。
(赤色部分)
ターゲット: 法面
オペレータ: 基礎
+
ターゲット: 土(茶色部分)
オペレータ: 法面
結果として、
複雑な形状の法面(掘削範囲)は、従来通り減算を行った方が早いです。
メッシュ→モルフ化は、
壁ツールなどで作成するよりパーツ数が少ないからです。
ただの個人的な好みですw


②に関しては、
この時点(掘削ステップ作成中)では、
表示・非表示しやすいように数種類増やしただけです。
まず地下だけを考えました。

地上階(+)と地下(-)を同時に考えて作成すると
レイヤー分け作業だけでいつも混乱します。


③に関しては、
床付けから作成しました。

地上階は(+)と考えると、表示レイヤーを増やしていくだけですが、
地下は(-)と考えると、掘削表現で非表示を増やした後に、
施工表現で表示レイヤーを増やすので、
かなり複雑にモデルが推移します。

ですが、
掘削が終了した床付けからスタートすれば、(掘削ステップと切り離して作成する)
地上階と同じ(+)としてだけ考えればいいので
作成が容易になります。

それを可能にしたのが、
工区分けで非表示になった"土"です。
これら3つを裏からみると、

[メッシュ]ツール中身空っぽのヤツで、
土に見立ててフタをしている状態です。
これなら工区分けの形状も表現可能で、
表示・非表示にするだけなので減算必要なしです。


今回は1次掘削までのモデルでしたが、
5次掘削まであろうと、
まず最初に、床付けまで1発で土を減算^3^
(掘削高さ分だけ土を配置し、ターゲットに)
各掘削の法面だけ普段通り気合いで作る^^;;
土のフタを工区に見立てて貼り付ける^3^

地下躯体だけは別の1つの減算パーツで、
1工区だけにして減算
nwc
1工区だけにして減算
nwc
でも、いいと思います。

どうせ、修正の時は
レイヤーセットを一気に書き出すかの違いだけですので^^

とにかく、
減算を膨大にしてパニックにならない方法でした。


Rae

Catch you next round!!

















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