1点目は「1㎥/1車未満の生コン車の発注はJISマークが消える」という事です。
これは配合計画書を確認頂ければわかる事なのですが、配合計画書に記載されている
数量は1㎥を標準として記載されており、1車あたり1㎥未満で発注発注した場合、
配合計画から外れてしまうので、JISマークが抹消されてしまいます。
JISマークが必要な場合は例え0.5㎥しか使用しない場合でも、1㎥を発注しなければ
なりません。
2点目は「ポンプ車での打設の場合、ブーム、配管部分の数量を勘案しておく」
という事です。当たり前の事ですが、生コンをポンプ車で打設する場合、ブーム
⇒配管⇒打ち込み場所に到達します。その打ち込み場所に必要な到達させるため
にも生コンが必要になります。(生コンで生コンを押すというイメージですね)
この数量を見込んだ発注を行わないと、少量打設にも関わらず生コンを追加する
という情けない事になってしまいます。
3点目は「ホッパー打設の場合はホッパー自体の熱に注意する」という事です。
これは、これからの時期に注意することですが、生コンをホッパーに流し込み
打設する間、ホッパー自体が「生コン自体の熱+外気温」を吸収してしまい、その熱に
より生コンの硬化が促進してしまい打設時に悪い影響を及ぼすというものです。
このような事を防止するために、ホッパー自体に散水を行う、ホッパーに生コンが
入っている時間を短くする等の工夫が必要になってきます。
少量打設だからといって侮るべからずですね。
ホッパー打設は揚重機械の旋回時間も考える必要があります。
T.S
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