建物の層間塞ぎの方法が「本当はどうなの?」と思ったことが
あるかと思います。これについては、
平成20年5月9日に国土交通省住宅局建築指導課長から関係部署に
「カーテンウォールの構造方法について(技術的助言)」(平成 20 年国住指第 619 号)
が通知されています。
意外と知られていないのでは?
その中で、耐火建築物における
メタルカーテンウォールとプレキャストコンクリートカーテンウォールの
構造方法が定められています。
そこに層間塞ぎの要領が定められています。
げっ! 1.6mmの鉄板!!
以前はなかった鉄板が記載されています。
しかし、ロックウールの密度は明記されていません.
これは宿題としますね。わかり次第、追記します。
メタルカーテンウォールとプレキャストコンクリートカーテンウォールは判ったけど
ECPなどは明確にされているのだろうかとECP協会(押出成形セメント板協会)のHPを
調べてみたところ、
「ECPを外壁耐火構造として使用する場合の床取り合い部分の層間塞ぎ」として
Q&A形式で記してあります。
http://www.ecp-kyoukai.jp/qa.htm#74
外壁非耐力壁耐火構造または梁合成被覆耐火構造の、大臣認定書「別添」の仕様に従います。
なお層間塞ぎの充填材が評価対象外になっている場合は、国土交通省住宅局建築指導課長通達の
「カーテンウォールの構造について(技術的助言)」に従うこととします。
ECPも国土交通省の通達に従うとのことですね。
しかし、この告示は耐火建築物と歌っていますので、それ以外の場合は、
事前に確認することが必要です。
H.Y&T.F
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