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2023年11月20日月曜日

Revit_BIM360データの復元をすると以降のバージョンが消えてしまう



 BIM360で作業しているRevitモデルで、
数日前のデータを確認したいということがありました。



どこかにバックアップの履歴が残っていて、
現状のデータを維持しつつ閲覧する方法があれば・・・・・・と思っていました。

調べた中で、BIM360の機能の中に復元というものがあることを知りました。





クラウドモデルを管理→バージョン表示→アクションのところにあります。
同期時点で保存されたものが復元出来るようです。



しかし、恐ろしい事実がありました。



復元を押すと
"選択したバージョン以降の すべてのバージョンが
永久に削除されるリスクを認識しています。"
 とあります。



Autodeskの情報によると復元を押すと
復元したバージョン以降のファイルは削除されてしまうようです。

復元したとしても保存をしなければ元に戻せるのかと思いましたが
復元した時点で復元以降のデータはなくなってしまうようです。


間違えて実行してしまい、戻せなくなったら・・・・・・と考えるとゾッとします。
思い返すと、Revitに限らず復元機能のあるものは復元すると
元に戻せないことが多いですね。



今回はこの方法で数日前のデータを閲覧することは避けましたが、行うとしたら
モデルデータを複製して2つのデータを作り、
   ・引き続きモデルをするためのデータ
 ・復元して確認するためのデータ
  
を用意して閲覧する方法が考えられるかと思います。


やむを得ず使用する場合でも、最新のデータを失わないように
リスクを十分に理解して行う必要があります。


J.O

参考:Autodesk Support

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