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2023年11月27日月曜日

土間コンクリートとスラブの違い

 土間コンクリートとスラブの違いやメリット・デメリットについて、

おさらいしましょう。


土間コンクリートは地盤に支えられたRC床ですよね。



地盤に力を伝達するので通常は地盤改良を行います。

最大のメリットは基礎躯体のコスト削減です。

工場や倉庫、スーパーマーケットなど、建築面積が大きな建物でも、

外壁を支持する腰壁がある外周部のみに基礎梁があり、

中央部は独立基礎と最小限の基礎梁にすることができるので、

コスト面のメリットは大きいですね。

また、土間コンクリートの配筋は基本的にはひび割れ防止程度になります。

デメリットは沈下とそれに伴うひび割れでしょうか。

土間は沈下するので基本的には間柱のアンカーボルトなどを土間に定着させることは

できませんね。

また、腰壁など他の部位とは絶縁材を入れ、ひび割れ防止に3~4mピッチに

カッター目地などを入れる必要があります。


スラブは下部が埋戻しであっても地盤の上に浮いていると考えるので、

大梁・小梁が必要になります。




sakamoto

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