機械換気設備には第1種換気、第2種換気、第3種換気の3種類があります。
給気機・排気機の機械と自然換気の組み合わせの違いで分けられています。
第1種換気 （給気機 + 排気機）
給気と排気を機械で行う方式です。
室内圧を自由に設定することができ、任意の換気量が得られます。
事務所や住宅、機械室等でよく設置されます。
第2種換気 （給気機 + 自然排気）
給気は機械で、排気は自然換気で行う方式です。
外からの空気を強制的に室内に引き込むため、室内圧は正圧になります。周囲から汚染物質が流入しにくい特徴があります。
手術室やクリーンルームなど、病院や工場での設置が多いです。
第3種換気 （自然給気 + 排気機）
給気は自然換気で、排気は機械で行う方式です。
室内の空気を強制的に排出するため、室内圧は負圧になります。
最も一般的な換気システムで、トイレや厨房、ゴミ置場等に適しています。
それぞれ換気効果に特徴があるので、
任意の部屋に適した換気設備を設けることが重要になってきます。
J.N
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