ファミリに型枠を追加して型枠の数量を拾う。(1)
柱・梁ファミリに直接型枠を仕込み、スラブはインプレイスファミリで型枠を作成し、最後に集計する流れで手順を記載します。
一つにまとめるには内容が長すぎますので以下7項目に分けて記載していきます。
(1)柱ファミリに押し出しを使用して型枠を追加する
(2)作成した型枠にパラメータの関連付けをする
(3)作成した型枠にサブカテゴリを与える
(4)作成したファミリをプロジェクトにロードしてマテリアルを割り当てる
(5)スラブ型枠をインプレイスファミリで作成し、マテリアルを割り当てる
(6)柱、梁、スラブの結合を調整する
(7)集計表を作成する
(1)柱ファミリに押し出しを使用して型枠を追加する
①RCの柱を選択し、[ファミリを編集]を選択します。
②以下のように[参照面]を配置します。(躯体面から12mmオフセットした位置)
③RC躯体面の参照面と作成した参照面に寸法を入力しロックを掛けます。
④[作成]-[押し出し]を使用して、型枠を作成します。
⑤スケッチを以下のように描きます。(まず四角形を適当に入力で良い)
⑥[位置合わせ]を使用してスケッチを参照面に位置合わせし、ロックをします。
⑦残りの3面も④から⑥を繰り返して以下のように作成します。
⑧立面図を開きます。(方向はどれでも良い)
⑨作成した4枚の型枠の上端と下端を[位置合わせ]を使用して[下基準レベル]と
[上基準レベル]に位置合わせとロックを掛けます。
⑩3Dビューを開き、4枚の型枠が正しく作成できているか確認します。
初回の[(1)柱ファミリに押し出しを使用して型枠を追加する]はここまでです。
次回は[(2)作成した型枠にパラメータの関連付けをする]を引き続き紹介します。
Sherpa
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